記憶をたどって思いついた息子さんの“むぎまるくん救出方法”

　昔から柴犬が好きだった飼い主さん。コロナ禍でテレワークになり、散歩などのお世話ができる生活に変わったことから、お迎えを決めました。普段のむぎまるくんはおとなしく、あまり吠えることもないのだそう。

　今回話題になった動画でも、困った様子からはおとなしい性格がうかがえます。そこに颯爽と現れた息子さんは、むぎまるくんにとってとても頼もしいお兄ちゃんですよね。

「息子はまだ6歳のため体が小さく、成犬のむぎまるを抱っこできません。そのため抱っこして降ろすという選択肢はなかったようです。以前、むぎまるがローテーブルから降りられなくなった時、僕が小さな台を添えて同じように降りさせたことがありました。それで今回のやり方を思いついたみたいです。自分の発想で解決したのが偉いなぁと思いました」

　むぎまるくんとのふれあいを通してどんどん成長している息子さん。とはいえ、試行錯誤する部分も多々あるようです。

「息子はむぎまるのことが大好きで、よく遊ぼうとします。ただ、やはり、『しつける』『嫌なことをしない』というところを上手に考えながらできないこともあって、むぎまるの方はつれない態度です」

　とはいえ、今回の出来事を通じて絆はより深まったことでしょう。まるで本当の兄弟のようなむぎまるくんと息子さん。どんなピンチが訪れても、協力プレーで乗り越えてほしいですね。

○取材協力：柴犬勇者むぎ（1歳8カ月/LV21）（@shibayuusha）さん

（Hint-Pot編集部）