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「思ってた100倍すごい」 紙でできたポケモン 脅威の切り紙技術に約4万人感動

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

フリーハンドで切り抜いた後。何が完成するかのヒントは折り紙の色【写真提供:きりがみパパ・切り折り紙(@PKirigami)さん】
フリーハンドで切り抜いた後。何が完成するかのヒントは折り紙の色【写真提供:きりがみパパ・切り折り紙(@PKirigami)さん】

 子どもの頃、「切り紙」で遊んだことがあるという人は多いでしょう。紙を切り抜いて台紙に貼り込む「切り絵」とは違い、折りたたんだ紙にハサミを入れて、模様などを作るものです。その技術を極めて、立体的なキャラクター切り紙を制作している男性が大きな注目を集めています。真新しい短冊を迷いなくすいすいと切って折り目を入れていくと、何と自立するポケモンキャラクターの出来上がり。約4万人が感動した魔法のような技術について、投稿者のきりがみパパ・切り折り紙(@PKirigami)さんに詳しいお話を伺いました。

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園児に「バッタを作ってほしい」とおねだりされたのがきっかけ

 きりがみパパさんは保育士歴15年。切り紙を始めたきっかけは10年ほど前、ある園児におねだりされたことでした。

「ある園児が昆虫図鑑を持ってきて、『バッタを作ってほしい』と言ったのが始まりです。そこでコピー用紙をハサミで切って、バッタのシルエットを作りました。よりリアルになるよう足を折り曲げてみたところ、立体的で本物の虫のようになりその子も大喜び。そこから切り紙を立体にする楽しさにハマっていきました」

 園児たちのリクエストに応えるうちに、レパートリーがどんどん増えていったそう。応えられなかったものは、家で夜な夜な研究しながら作りました。

 現在、保育園では主に虫や動物を作っています。披露すると子どもたちは目を輝かせて、「うわ! すげー!」「天才!」と褒めてくれる他、切り紙をきっかけに心を開いてくれる子も多いそうです。