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60歳の節目に偉大なるチャレンジ 米国人男性の世界記録挑戦が話題 「笑えるし感動」
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60歳の長寿のお祝いである還暦。日本では赤いちゃんちゃんこがおなじみですが、人生の大きな節目をオリジナリティある思い出に残る形でお祝いしたいという人も多いでしょう。米国では8月に還暦を迎えた男性が、ギネス世界記録に挑んだ様子が話題になっています。そのチャレンジとは、“巨大カボチャで川下りをする”というもの。男性が挑戦を決意した経緯やその行方とは。
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5年前にギネス世界記録と運命の出会い 温めた計画をついに実行へ
巨大なカボチャに乗って川を下る――。何とも変わったギネス世界記録の更新で60歳の誕生日を迎えたことに花を添えようと考えたのは、米ネブラスカ州在住のデュアン・ハンセンさん。同地の発電所に勤める傍ら、巨大カボチャの栽培に長年、情熱を注いできました。
米紙「オマハ・ワールド・ヘラルド」によると、ハンセンさんが今回の挑戦を決意するきかっけとなったのは、5年前にオレゴン州ポートランドで開催されたカボチャ栽培のセミナー。ハンセンさんは会場で当時のギネス世界記録保持者であった女性と出会いました。その時、「これこそ私のやりたいことだ」と思ったのだそうです。
ちなみにハンセンさんが記録更新にチャレンジする際のギネス世界記録は、2018年に打ち立てられた25.5マイル(約41キロ)でした。そして60歳を迎えた直後の現地時間8月27日、その記録を更新するべくミズーリ川を舞台にチャレンジを実行へと移すことに。
ギネス世界記録の更新にあたって、ハンセンさんが育て用意したカボチャはコンテスト用の品種として有名な「アトランティックパンプキン」。総重量846ポンド(約384キロ)という超巨大なもので、栽培に数年の歳月と数千ドルの費用を要するなど多くの苦労があったそうです。ハンセンさんは今回のチャレンジで「カボチャの用意が最も高いハードルだった」と振り返ります。