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火事で取り残された犬 危機を救った配達員女性に称賛殺到「これぞヒーロー」
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仕事中に、火災を発見したらどうしますか? 米国では偶然、勤務中の配達員が火事を発見。すぐに通報したことで、犬3匹の命が救われたというニュースが話題になっています。その後、通報者の女性は名前も名乗らずにその場を立ち去りました。そのため、消防署は後日SNSに感謝の投稿を行い、称賛と感動の輪が広がっています。
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米フロリダ州で配達員が火災を発見して通報
留守中に自宅が火事に。しかも、家の中には3匹の愛犬がいるという悪夢のような状況を救ったのは、1人のAmazon配達員でした。
この事件を報じた米雑誌「ピープル」によると、火災が起きたのは米フロリダ州で、現地時間8月30日のこと。付近を配達中だった女性が、近くの住宅から煙が出ているのを発見し警察に通報しました。火災当時、家の中にはボストンテリアが3匹取り残されていたそう。
犬たちは煙を吸って倒れていましたが、同州コロンビア郡消防署のレスキュー隊に救い出され、すぐに手当てされ命に別状はありませんでした。とっさの判断で3匹を救った女性配達員は、名前も告げずにその場を立ち去ったそうです。
消防署の投稿に配達員本人からコメントが
翌日、同消防署はフェイスブックに前日の出来事を投稿。そこには、助け出された犬を庭でケアする写真が。また、「昨日の火災では、3匹の子犬が煙に巻かれながら助かり、蘇生しました。煙に気づいて通報してくれたAmazonの運転手に感謝します。その時、家主は家にいなかったので、彼女は家と子犬の命を救ったのです!」と感謝が綴られています。
投稿には100件ほどのコメントが寄せられ、反響を呼びました。その中には、通報した配達員本人とみられるアンジェリーナ・スターキーさんという女性からもコメントが。「早く良くなりますように。あの時助かって良かった」と綴ると、「これぞヒーローという感じですね。あなたは本当に幸せ者です。ありがとう」「あなたは何て素晴らしい人なんだ」などと称賛されています。
スターキーさんはそれらの声に対し、「人を助けるためには何だってしますよ」と答えています。
また、投稿には犬たちの飼い主リサ・アン・ドンさんも反応。そのコメントによると、子犬たちは火災の煙を吸ってしまったことで肺にダメージを受けて入院したそうです。ただし、「子犬たちは入院中ですが、みんな元気です」とも綴り、3匹の無事を伝えています。
(Hint-Pot編集部)