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189センチの美しすぎる“ドラゴン”にどよめき 「こんなタチウオ見たことない」
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過去3年は11月に最大クラス捕獲 210センチの超大物を超える可能性も?
リプライには「質問ですが、これどうやって取り込むんですか? 純粋に疑問です(笑)」というコメントもありましたが、海晴丸ではこれだけ巨大なタチウオがヒットした際、船に取り込むために特製の「ギャフ」(釣れた魚を針先で引っかけて取り込むための釣具)を作っているそう。
「細いステンレスの丸棒を削ってドラゴンタチウオ用に自作しています。今までこのクラスを抜き上げ(水中からひと息に空中へ引き上げること)ようとして、ハリスや道糸が切れたり、スナップ部分が伸びて外れたりした苦い経験があったので、10年前からギャフで上げています。タチウオを海面で浮かして一発でエラ部分にかけるようにしています」
ヒットした獲物をしっかりとモノにできるのも、海晴丸の経験や技術があるからこそですね。
すでに今シーズンも「ドラゴンタチウオ」を続々と釣り上げている海晴丸ですが、中田船長によると「例年は10~11月にシーズン最大クラスが釣れることが多い」そう。2021年トップの195センチ、20年トップの210センチ、19年トップの189センチはいずれも11月に釣れたとのことで、今年も期待が高まります。
大きくなるほど絶品になり、市場に卸しても高値が付くというタチウオ。過去最大となっている20年の210センチを超える大物が上がれば、再び大きな反響を呼びそうです。
(Hint-Pot編集部)