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どうぶつ

職場にやってきた捨てねこたち 兄と妹が命を救う大奮闘 大事な家族として迎えるまで

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

保護された7匹の子ねこたち。中央がだいふくくん、右上の角にいるのが一時保護していたきなこくん【写真提供:Rhode(@Rhode_)さん】
保護された7匹の子ねこたち。中央がだいふくくん、右上の角にいるのが一時保護していたきなこくん【写真提供:Rhode(@Rhode_)さん】

 生後間もない子ねこは授乳の頻度が高く、また体調を崩しやすいため、お世話の苦労が並大抵ではありません。そんな子ねこが7匹も職場にやってきたというRhode(@Rhode_)さん。度々病院のお世話になる状況を見かねて2匹を引き取った結果、妹さんの助けもあって今ではすっかり元気に成長しました。最終的に1匹が大切な家族の一員になるまで、一体どのような出来事があったのでしょうか。兄のRhodeさんと妹さんのごきょうだいに、詳しくお話を伺いました。

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同僚が拾った7匹の子ねこ 職場で協力して面倒を見るも…

「Hint-Pot」のねこ専用ツイッターアカウント「にゃんこぽっと(@Nyanko_Pot)」で開催したフォトコンテスト「#我が家の猫ちゃんこんなに成長しました」。このハッシュタグをたどると、たくさんのねこちゃんたちのかわいい子ねこ時代と現在を見比べることができます。

 今回ご紹介するのは、Rhodeさんの愛猫で現在4歳の男の子「だいふく」くん。だいふくくんは生まれて間もない頃、きょうだいたちと一緒に捨てられていたところをRhodeさんの同僚に保護されました。

「同僚が『子ねこを7匹拾った』と言って、職場にだいふくたちきょうだいを連れてきたのが始まりです。数が多いため同僚だけではお世話の手が回らないと、職場のスタッフみんなで力を合わせて面倒を見ていたのですが、半分ほどが弱ってきてしまいました。そこから持ち回りで動物病院に連れて行ったり、入院させたりという状態になってしまったんです」

 残念ながらその後、2匹が亡くなってしまったそう。そして、同僚が3匹を引き取り、残り2匹は入院していました。そんな時、手を差し伸べてくれたのが、Rhodeさんの妹さんです。

 ちょうど先代ねこが亡くなったばかりだったこと、そして妹さんが仕事をしていなかった時期だったことから、入院していた2匹を一時的に引き取って面倒を見ることになりました。