どうぶつ
職場にやってきた捨てねこたち 兄と妹が命を救う大奮闘 大事な家族として迎えるまで
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ねこ保護ねこにゃんこぽっと#我が家の猫ちゃんこんなに成長しました
入院していた2匹の子ねこを引き取り看病することに
Rhodeさん家族は引き取った2匹のうち、茶トラの男の子を「きなこ」くんと名付けました。そして、もう1匹がだいふくくんです。全体が白っぽくて大福のようだったことから、このお名前になりました。
当時、2匹の体重は190グラムほど。1日に何度も授乳しなければならず、それが2匹ともなれば大変です。それでもRhodeさんの妹さんは懸命にお世話をし、動物病院に通い続けました。
努力の甲斐あって、しばらくするときなこくんは健康そのものに。そして、縁あって自転車店を営む老夫婦に引き取られることが決まりました。
一方、だいふくくんは猫風邪がなかなか治らず、里親が見つからない状態。拾った同僚の元に戻しても風邪が治るか分からなかったため、Rhodeさん宅で一生面倒を見ることに決めたそうです。
先住犬のポメラニアンと仲良し 少々“いぬ化”しているだいふくくん
その後、大切に育てられただいふくくんは猫風邪が完治。現在の体重は4キロ、体長は38センチとやや小柄ですが、妹さんに名前を呼ばれると「にゃっ」と返事するなど、愛嬌たっぷりに成長しています。
「風邪を治すのが大変でした。特に下痢がなかなか治らず、何度も病院に通いました。あの弱々しかっただいふくがやんちゃして、“へそ天”して眠る姿見るとうれしく思います」
また、だいふくくんは実の兄弟のきなこくんとは離れて暮らすことになりましたが、頼れるお姉さんがいるそう。それは先住犬でポメラニアンの女の子「狛(こま)」ちゃんです。
いぬとねこですが、まるできょうだいのように同じ色柄の2匹。とても仲良しで、だいふくくんは狛ちゃんと一緒にハーネスを付けてお出かけするのが好きなのだそうです。「子ねこの頃から狛がそばにいたから、いぬっぽくなったのかな?」とRhodeさん家族は笑います。
血がつながったきょうだいたちとは離れて暮らすだいふくくん。けれどその周りをいつも包んでいるのは、“新しいの家族”との幸せです。
(Hint-Pot編集部)