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台風14号は最大ハリケーンの1つ下レベルに相当 米メディアも警戒呼びかけ
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非常に強い勢力を維持したまま、18日(日)に九州へ接近・上陸する見込みとなっている台風14号。数十年に一度レベルの大型と言われる猛烈な台風は、日本だけでなく海外からも警戒が呼びかけられています。
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洪水やインフラへ被害の可能性 米気象予報士が警鐘
大型の台風14号の猛烈な威力に対し、米メディアも「カテゴリー4の大型ハリケーンに相当」と警戒を示しています。「日本がスーパー台風ナンマドルによる洪水と破壊的な暴風に備える」と特集したのは米天気専門メディア「アクウェザー」です。
台風委員会が制定した国際的な名称「ナンマドル」とも呼ばれる台風14号について、同メディアの気象予報士ロブ・リチャード氏は「この台風の影響は、日本全体で生命と建物のリスクになる」と分析。
ハリケーン上陸で毎年ダメージを受けている米国だけに、台風14号については「カテゴリー4の大型ハリケーンに相当する」と解説しています。米国で猛威を振るうハリケーンは勢力に準じて5段階で評価されていますが、台風14号は最大風速210キロ以上249キロ以内で、最高のカテゴリー5に次ぐ、カテゴリー4と評価されています。
記事では「台風上陸後はナンマドルの風力は減少しますが、雨量は変わらず、来週上旬まで重大な脅威になり続ける見通しです」と報じています。リチャード氏は「降雨と強風による洪水やインフラへの被害が及ぼす可能性があります。台風の海域では海が荒れ、船舶にも問題を及ぼすでしょう」としています。
猛威が予想される台風14号。海外メディアからも警戒を呼びかける声が出ています。不要不急の外出は控え、屋内にいる場合は窓ガラスから離れてください。
(Hint-Pot編集部)