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最大瞬間風速75メートルの台風14号 風速で見る影響に驚き 気象庁の投稿が話題に
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大型で猛烈な台風14号は強風域が広いため、台風の中心から比較的離れた地域でも風が強まるとされています。気象庁が17日正午に発表した情報によると、台風14号の中心気圧は910ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルです。この風の強さは具体的にどのような影響を与えるのでしょうか。
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平均風速20メートル以上で飛来物による大怪我の恐れ
気象庁防災情報(@JMA_bousai)の公式ツイッターは、「人への影響・走行中の車」「屋外・樹木の様子」「建造物」別に、風が強まるにつれて被害状況がどのように変化していくのか、図表を投稿。1000件近い“いいね”を集め話題になっています。
それによると、瞬間風速55メートルでは、走行中のトラックは横転する可能性が。また、多くの樹木が倒れるだけでなく、電柱や街灯で倒れるものが出てきたり、ブロック壁が倒壊したりする恐れがあります。建造物の外装材が広範囲にわたって飛散する場合も。
さらに瞬間風速75メートルになると表にはありません。しかし、瞬間風速60メートル以上を見ると、上記に加えて倒壊する住宅や、鉄骨構造物であっても変形するものが出てくる可能性があると考えられています。
同ツイートによると、「平均風速20メートル以上の非常に強い風が吹くと、飛来物によって大怪我をする恐れがあり、屋外での行動は危険」とのこと。風が強まる前の備えが大切です。