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“もしも”を考えたら怖い運転 自動車学校の動画に反響 「歩行者忘れちゃいけない」
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今年は3回ある秋の3連休。9月23日からと10月8日からの残り2回は、車で遠出する予定の人も多いのではないでしょうか。そこで忘れてはならないのが安全運転。栃木県那須烏山市にある烏山自動車学校の公式ツイッター(@KarasuyamaDS)はこのほど、“怖いと思わなければいけない運転”の動画を公開し、注目を集めています。その舞台は信号機のない片側一車線の丁字路。一体何が怖く、どう注意するべきなのでしょうか?
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丁字路の横断歩道に止まる車の脇を減速せずに通過 子どもが飛び出したら…
烏山自動車学校は18日、「この運転は怖いと思わないとダメなんだ」というメッセージを添えて1本の動画を公開しました。
映っているのは、普通車の運転席から見た前方の風景。片側一車線の丁字路を横断歩道に向かって進むと、もう一台の普通車が先に停車しています。横断歩道に信号機がないこともあってか、進んでいた車は速度を落とすことなく停車している車の脇を通り過ぎてしまいました。
ここで、“怖いと思わないとダメ”な要素に気づきましたか? そう、もし停車していた車の陰から子どもが飛び出してきたら……速度を落としていないために事故を避けるのは難しいでしょう。
また子どもなどの飛び出しに限らず、停車している車の運転席のドアが急に開く可能性も。こうした事態を想像するだけで、背筋が寒くなります。
「まさにこの状況でちびっ子が飛び出してきたことがある」
烏山自動車学校はこのツイートにリプライ(返信)する形で、もう一本の動画を公開。「小さな子どもがいるかもしれないと思ったら一時停止しないと怖いですよね……」とメッセージを添えて本来のあるべき運転方法を紹介しています。
こちらの動画では、進む車が横断歩道に近づくとしっかり減速。停車線でぴたりと止まり、安全を確認します。そして安全を確認できたら、ゆっくりと進み出しました。これであれば、何か突発的なことが起きても事故には至らないでしょう。基本的な安全運転の仕方ですが、最悪の結果を招かないためにも今一度心に留めておきたいですね。
烏山自動車学校が“怖いと思わなければいけない運転”の動画を公開すると、瞬く間に話題に。公開から1日で動画は7.6万回もの再生回数を記録した他、2300件以上の“いいね”を集めました。
さらにリプライには「恐怖としか言葉にできません」「歩行者がいるかもしれないと思うことを忘れちゃいけませんね」「“かもしれない”運転しないと」など、動画のシチュエーションにおける安全運転の重要性を認識した声が。また「まさにこの状況でちびっ子が飛び出してきたことがある」といった、実際に経験した“ヒヤリハット”も寄せられました。
車を運転する以上、一瞬の不注意が一生の後悔につながりかねません。そうならないためにも、ハンドルを握る時は安全運転をとことん意識したいですね。
(Hint-Pot編集部)