Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

入れさせまいと競争する車も? 高速道路での本線合流 解説動画が「お手本」と話題

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

連休に向けた交通ルールの再確認を(写真はイメージ)【写真:写真AC】
連休に向けた交通ルールの再確認を(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 9月23日~25日、10月8日~10日と残り2回の3連休が控え、秋の行楽シーズン到来とともに遠出を考えている人は多いのではないでしょうか。自動車で出かける場合には高速道路を利用するケースも増えるため、気をつけたいのが本線への合流です。栃木県那須烏山市にある烏山自動車学校の公式ツイッター(@KarasuyamaDS)がこのほど、高速道路への合流のイメージ映像と図解写真を公開し、注目を集めています。

 ◇ ◇ ◇

指示のタイミングや十分な加速…本線合流のポイントを解説

 自動車で長距離運転をする際に使うことの多い高速道路。運転を始めて間もない人や高速道路を普段使わないという人にとって、本線への合流は緊張を強いられる瞬間でしょう。実際、苦手意識や不安を感じている人は多いのではないでしょうか。

 烏山自動車学校は19日、「高速道路で合流する時のイメージ映像」を公開しました。

 映像は加速車線を走る1台の普通車を映したCG画面。走る車は加速車線が終わるかなり手前から右ウインカーで合図を出しています。そして十分に加速し、加速車線が終わる辺りでスムーズに合流しました。もちろん、早めの合図や十分な加速だけでなく、本線への合流にあたってはサイドミラーと目視で本線を走る車両を確認することも必須です。

 さらに、烏山自動車学校は別ツイートで高速道路の本線合流を図解した写真2枚を公開。1枚目では、加速車線からすぐに合流した場合に生まれてしまう後続車両との車間距離の短さを指摘し、続く2枚目で加速車線を目一杯使って十分に加速した場合の安全性を訴えています。投稿には「本線の車と速度差が少なくなるとお互い安全なんだ」と綴るなど、やはり十分に加速しきって本線に合流することは重要なポイントのようです。

 動画は公開から2日で11万回以上の再生回数を記録した他、3200件近くの“いいね”を集めるなど話題に。リプライ(返信)には、「模範合流」「お手本の合流方法」といった反応に加え、「あと合流終えるまで指示器を消さないのも大事ですよね」など、本線合流のポイントを補足するコメントも寄せられました。

本線に入れさせまいとする車や加速車線で止まる車…悩みの声も

 一方でリプライには、「入れさせまいと走行車線から競争する輩もいて、困ったもんです」「たまに合流レーンの先端で止まってしまっている車を見かけます」といった悩みの声も。かなり手前から本線に合流してしまう車も実際によく見かけますよね。

 加速車線での十分な加速は、本線を走る車にどう対処するかを考える時間的余裕を与えるもの。にもかかわらず合流を妨げるのは、まさに言語道断でしょう。また、高速道路では十分な加速が安全につながるため、加速車線の先端で止まることやスピードダウンはNGです。

 この他にも、本線への合流でステアリングを急操作してしまうと、コントロールを失い大事故になる可能性も。烏山自動車学校が公開した映像のように、十分に加速しスムーズな合流を意識したいところです。

 必要なポイントをしっかりと押さえ、高速道路を安全に運転しましょう。

(Hint-Pot編集部)