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どうぶつ

骨折した子ねこを国道沿いで保護 4万人が感動した動画のその後は 「よく頑張ったね」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

路側帯で動けなくなってしまった子ねこ。発見時の様子(画像はスクリーンショット)
路側帯で動けなくなってしまった子ねこ。発見時の様子(画像はスクリーンショット)

 大きな国道の路側帯で身動きが取れなくなっている1匹の黒い子ねこ。片手で掴めるほど小さな体が、保護ねこハウスの運営者さんに偶然発見されました。その様子を収めた動画が、ツイッター上で大きな注目を集めています。運営者さんはこれまでもたくさんのねこたちを保護しましたが、時には厳しい現実にも直面するそうです。保護した黒ねことその後、そして現在の活動についてお話を伺いました。

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車が猛スピードで行き交う国道から子ねこの声が!

 愛知県一宮市には、家族3人で運営する保護ねこハウスがあります。これまでにもたくさんのねこたちを救い、現在も治療が必要な子ねこなど常時50匹前後の保護ねこたちが暮らしているそうです。

 9月中旬の午前7時半頃、運営者さんは国道沿いで生後1か月ほどとみられる1匹の黒ねこを保護しました。

「自転車に乗り交差点を通過して200メートルほど進んだところで、子ねこの『ニャー』という声が聞こえてきました。道と歩道の高さが変わる場所で、ちょうど私の頭の高さくらいに車道があります。そんな偶然もあって、子ねこの声が聞こえてきたんです」

 急いで停車し、近くの側溝や排水パイプの中などを探しました。しかし、子ねこの姿は見つかりません。すると、もう一度『ニャー』と鳴き声が。そこで車道上に子ねこがいることに気づきました。

「慌てて交差点まで引き返し、路側帯を歩いてねこを捜索しました。途中、後ろからの車の音がすごく怖かったです。しばらく進むとねこちゃんがうずくまっているのを発見。手に取り保護しました」