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漫画

メイクしないのは「男の子だから?」 的確に返事するパパと娘の会話に2万人称賛

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:AK壱乃(@ichi_no_kuchi)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:AK壱乃(@ichi_no_kuchi)さん】

「女の子だから」「男の子だから」といったジェンダーにとらわれることなく、子どもの可能性を最大限広げる育児をしたいと考える人は多いでしょう。しかし、子どもからの無垢な質問に対して、とっさのタイミングで的確に答えるのは難しいですよね。そんな時の参考になる、メイクに興味を持ち始めた女の子とパパの何気ないやりとりを描いた漫画が「素敵すぎる」と大きな話題になってます。ツイッターに寄せられた“いいね”は何と2万件以上。作者のAK壱乃(@ichi_no_kuchi)さんにお話を伺いました。

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メイクをしたがる娘 リップクリームをプレゼントすると大満足

 趣味に理解が深い配偶者さんと、パトカーや消防車へ手を振るのにハマっているという5歳の娘さんと暮らすAK壱乃さん。「いつか子どもが大きくなり、年を取ってから思い出せるように」という気持ちで綴っている、家族の日常をコミカルに綴ったエッセイ漫画がツイッターで人気を博しています。

 AK壱乃さんは最近、メイクに興味を持ち始めたという娘さんのため、使っていなかったコンパクト型のリップクリームをプレゼントしました。話題になった漫画は、リップに喜ぶ娘さんとそれを見守る配偶者さんのエピソードです。

 リップを塗ってすっかりご満悦の娘さんは、近くで見ていた配偶者さんに対し「パパも塗る?」と尋ねます。そこで「パパはいいや」と答えると、娘さんからは「男の子だから?」と質問されました。

「ラストの夫さんは最高」 機転の利いた返事に感心

「ううん、男の子でもメイクしたかったらしていいんだよ」

 メイクは性別で区別することではないと、さらりと答える配偶者さん。自身が育った頃とは変化している価値観を、迷うことなくまっすぐ子どもに伝える配偶者さんについつい感心してしまいます。ところが、その直後に配偶者さんからは“斜め上”の一言が。近くでそのやりとりを見つめていたAK壱乃さんは思わず固まってしまうのでした……。

 この漫画がツイッター上で公開されると、2.1万件もの“いいね”を集める大きな反響を呼びました。リプライ(返信)には「夫さんかっこいい」「ラストの夫さんは最高ですね」「断り方が素敵すぎる……」など、配偶者さんの言葉に膝を打った声が寄せられています。また、AK壱乃さん自身は、配偶者さんの名回答を聞いて「確かにこのままでも……」と思ったそうです。

 ちなみに、恋愛シミュレーションゲーム「アンジェリーク」シリーズの大ファンだというAK壱乃さん。「昨年発売された『アンジェリーク ルミナライズ』はとっても面白くておすすめです!」と熱い思いを明かしています。

(Hint-Pot編集部)