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日本のトイレはすごい! 西九州新幹線内でうっかりミスした英国人記者が称賛
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西九州新幹線が23日、武雄温泉駅(佐賀県武雄市)と長崎駅(長崎県長崎市)間で開業を迎えました。真っ白なボディに企業カラーの赤ラインを引いたスタイリッシュなデザイン。そして、最新鋭の設備を備えた車両は、日本国内だけでなく海外メディアからも注目を集めています。英メディアの女性記者が注目したのは、最新型新幹線のトイレ。お茶目なうっかりミスを告白しつつも、高評価と伝えています。
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訪日外国人を驚かせる日本のトイレ
ハイテク機能が揃っている日本のトイレ。温水洗浄便座や自動開閉、トイレ用擬音装置、消臭ボタンなど、日本人からすれば当たり前でも、訪日外国人には驚くような機能が満載です。日本のトイレで困らないように操作をレクチャーする動画や、その性能をレポートする動画はYouTubeでも大人気。驚きの再生数を記録しています。
そんな日本のトイレの素晴らしさは、列車の旅でも外国人を驚かせているようです。英紙「テレグラフ」は、日本在住の英国人記者ダニエレ・デメトリオウさんのコラムを掲載。140人の報道陣とともに、佐賀駅発の西九州体験試乗会に参加した時の様子が綴られています。
ダニエレさんは、乗車してから座席の布地に至るまでくまなく車内を撮影していたところ、多目的トイレへ行きつきました。そこでお茶目な間違いをしてしまったことを告白しています。
それは、トイレの開閉ボタンの操作ミス。説明を受けていたにもかかわらず、閉まり切る前に何度も敏感な最先端センサーを作動させてしてしまい、4回も開け閉めしてしまったそう。そんな失敗をしつつもダニエレさんは「TOTO株式会社の温水洗浄便座(ウォシュレット)が付いており、クリーンかつハイテクで、他の新幹線に比べるとよりゆったりしていると非科学的に結論づけました」と高評価しています。
「かもめ」には、広々とした多目的トイレが用意されており、中にはベビーシートやベビーチェア、チェンジングボードなどが備え付けられています。
「リニアモーターカーが地上最速かもしれませんが、日本の象徴的な新幹線はかっこよく、時間厳守で、未来的です。お寿司と相撲のように日本の文化的なアイデンティティに深く根差しているのです」と新幹線について大絶賛していたダニエレさん。かもめのトイレについても感銘を受けている様子です。
(Hint-Pot編集部)