漫画
“日本人”と聞いて警戒するトルコ人紳士 理由に1万人歓喜 「鼻高くなっちゃう」
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外国人から見た日本人は、どのような印象なのでしょうか。世界中を旅する有名ブロガーの五箇野人(@gokayajin)さんは、旅先で出会った紳士に日本人であることを伝えたところ、警戒されてしまった経験があるそう。その時のやりとりを綴った漫画は反響を呼び、ツイッターで1.2万件の“いいね”を集めています。詳しいお話を伺いました。
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トルコの街中で偶然見つけた靴の修理店 中には熟練職人が
海外旅行先での心温まる出会いを、漫画や写真などで綴る旅行記が大人気の五箇野人さん。今回話題になったのは、2019年に訪れたトルコでのエピソードです。
五箇野人さんは、大都市イスタンブールを散策中に、靴の修理店を見つけました。階段の下、約2畳ほどのスペースで紳士が1人、黙々と作業をしています。貫禄ある白いヒゲにごつごつとした手、恰幅の良いその紳士はまさに熟練された“職人”そのもの。
しばらくの間、店の雰囲気を堪能する五箇野人さん。すると、職人さんが「何人?」と質問をしてきました。そこで五箇野人さんが日本人だと告げたところ、職人さんの表情が一変。「Japan?」と怪訝そうに聞き返してきました。
「明らかに顔が曇った。そりゃ日本に良いイメージ持ってる人ばかりじゃない…」と五箇野人さんは不安に駆られますが……。
「日本は職人の国。ちょっと緊張」
何と職人さんは日本人に悪いイメージを持っているどころか、職人として憧れる国の人を前に緊張してしまったと明かしたのです。
思わずほっこりとしてしまう漫画がツイッターに投稿されると多くの人に注目され、1.2万件の“いいね”が集まりました。そして、リプライ(返信)には「素敵すぎるリスペクトの表現」「職人の国に敬意を表する職人さん、素敵すぎる 日本の職人さん鼻高くなっちゃう!」「うれしいイメージですね」「これは襟を正さざるを得ないようなお言葉」など、喜びの声が寄せられました。