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携帯・スマホは持っていて“当然” 小中学生1500人のアンケート 保護者の懸念とは
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「個人情報を書き込まない」 家庭での約束事はSNSのトラブルを意識したものに
では、子どもたちは携帯電話やスマートフォンを使って何をしているのでしょうか。やはり、ここにもライフステージの変化による違いが表れています。
【小学生】
1位「YouTubeなどの動画鑑賞」(51%)
2位「友達とメッセージのやりとり、趣味の調べもの」(30%)
3位「ゲーム」(28%)
【中学生】
1位「友達とメッセージのやりとり」(55%)
2位「YouTubeなどの動画鑑賞」(50%)
3位「SNSの投稿を見る」(29%)
中学校に進学したことで、携帯電話やスマートフォンを使って友達とメッセージのやりとりをする割合がぐっと増えたことは特筆すべき変化でしょう。また、学校内での日々の話題になるのか、SNS投稿をチェックするという動きも目立っています。
子どもたちの社会の中でも重要なツールとなっていることが分かる携帯電話とスマートフォンですが、トラブルの可能性も否定できません。そこで、家庭ではどのようなルールを設けているのでしょうか。
【小学生】
1位「個人情報を書き込まない」(49%)
2位「知らない人とやりとりしない」(45%)
3位「勝手にアプリをダウンロードしない」(42%)
【中学生】
1位「個人情報を書き込まない」(54%)
2位「勝手にアプリをダウンロードしない」(50%)
3位「知らない人とやりとりしない」(43%)
どちらも1位の「個人情報を書き込まない」からは、SNSによるトラブルを未然に防ごうとする意識が目立ちます。さらに、課金による高額請求が発生した際に支払いを求められる保護者にとって、アプリの勝手なダウンロードに対する警戒心はかなり高いようです。
携帯電話やスマートフォンを通じて、子どもたちが勉強やスポーツ、趣味などの面で可能性を広げられることも事実でしょう。そうした有効活用のためにも、正しい知識を持った上で安全に使用してもらえるのが理想ですね。
(Hint-Pot編集部)