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ブーツを脱いだ時の“嫌な臭い”を家庭にあるもので解消! 臭気判定士が簡単テク伝授

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

10円玉を数枚入れておくだけでも消臭効果が!

10円玉をブーツの底に数枚入れておけばOK(写真はイメージ)【写真:写真AC】
10円玉をブーツの底に数枚入れておけばOK(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 以上の方法などで消臭しても、一度臭くなったブーツは臭いやすくなってしまう場合があります。そこで大切なのは、日常的に予防を行い、臭くなりにくい状態を維持することです。

【ブーツの日常的な臭い対策】
・履いた後はしっかりと乾かす
 菌は温かく湿ったところが好きですから、脱いだ後に乾かすことで菌の繁殖を抑えることができます。風を通せば、嫌な臭いを飛ばしてしまうことも可能です。乾燥剤をブーツに入れておくだけでも、菌の繁殖を抑えることができます。

・脱いだブーツに10円玉を数枚入れておく
 銅の効果で菌の繁殖を抑えることができます。ブーツの中央辺りに入れておくだけでOK。

・足を清潔に保つ
 菌に栄養を与えないために、アカが溜まりやすい指の間はしっかりと洗い、また爪は伸びすぎないようこまめに切りましょう。ブーツを履く際は、汗を吸収しにくいナイロン素材のストッキングやタイツより、吸収しやすい靴下を着用することも対策になります。

 もちろん、履いた後に除菌スプレーを習慣的に使うことも、菌が少ない状態の維持につながります。除菌と消臭対策で、足元のおしゃれを気持ち良く楽しみましょう。

◇望月幸之介(もちづき・こうのすけ)
臭気判定士、「株式会社ハル・インダストリ」研究室室長代理。大学では生態学を専攻。昆虫の嗅覚コミュニケーションについて勉強する中、嗅覚そのものへの興味が深まり、臭いに関する職業を志す。消臭剤メーカーの「ハル・インダストリ」に入社後、消臭技術や悪臭の特徴についての知識を身につけ、臭気判定士の資格を取得。新商品の開発や製品の効果検証、工場などの消臭施工のための現地調査などに従事する他、臭いや消臭に関する知識を活用して広報活動にも携わる。同社は魚の加工工場の臭いの公害対策を40年前から始め、ゴミ処理場やパチンコホール、ホテル、介護施設、一般消費者向けなどさまざまな業務分野で消臭による臭い対策を行う消臭剤メーカー。

(Hint-Pot編集部)