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犬が衝撃プロレスデビュー 華麗なジャンプアタックで屈強レスラーを秒殺し豪で話題
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リングで熱戦を繰り広げるプロレスラーたち。タレントや他スポーツの選手が“転身”する例も多くありますが、米国ではオーストラリアンシェパードがまさかのプロレスデビューを果たしたそうです。米プロレス団体「スマッシュ・レスリング」の公式ツイッターは先月、その“デビュー戦”を動画で紹介。今月に入ってプロレス専門ネットメディアも取り上げるなど、反響を呼んでいます。
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華麗なジャンピングボディアタックでムキムキレスラーを沈める
リング上で威圧感を示すサイコ・マイク選手を相手に見事な“デビュー戦”を繰り広げたのは、オーストラリアンシェパードの男の子「ダイキリ」くん。試合前にリングの上で背を向けている間、サイコ・マイク選手は「やったるぜ!」と言わんばかりにムキムキボディをアピールしています。
しかしゴングが高らかに鳴り響くと、ダイキリくんはぴくりと反応。「試合始まったの?」といった様子でリング上を少し迷走しますが、飼い主のジェンさんに指示を受けると、華麗なジャンピングボディアタックを決めました。
すると、マイク選手は「ウアー!」と悲鳴を上げながらもんどり打って撃沈! 勢いに乗ったダイキリくんは、四つん這いになったマイク選手の背中を軽やかに数回飛び越えます。その度に受け身を披露するマイク選手との見事な応酬に、会場の少年少女は大盛り上がりです。
最後は仰向けに倒れたマイク選手にダイキリくんが馬乗りになり、見事にカウント3を奪いました。オーストラリアンシェパードがプロレスラー相手に勝ち名乗りを上げるというまさかの展開です。
ダイキリくんにメディアも感服 かつてはプロレス“解説犬”も存在!?
試合時間28秒という衝撃の秒殺劇。まさかの完敗に不服そうな様子のマイク選手が、レフェリーに猛抗議する一幕もありました。しかし、アスリートらしくダイキリくんに手を差し伸べるとキスの嵐をお見舞いされ、機嫌を直した様子。大きな拍手で勝者を称えていました。
オーストラリアメディア「ABCスポーツ」の公式ツイッターも、ダイキリくんのデビュー戦を爆笑の絵文字ととも紹介。「彼に勝機はありませんでした。アンチはフェイクと言うでしょうが……ちょっとだけ一方的でしたね」と報じています。
また、米国のプロレス専門ウェブメディア「レスリングインク」も「我々は次なるビッグスターを目撃したのでしょうか?」とダイキリくんの躍進に注目。またプロレスと犬のコラボレーションには前例があるとして、1990年代に米プロレス団体WCWの“解説犬”として活躍した「ペペ・ザ・ドッグ」を紹介しています。元プロレスラーで当時は解説者だったスティーブ・マクマイケルさんが同席させたことから、以後は何度も解説者席に登場したそうです。
(Hint-Pot編集部)