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観葉植物の植え替えは今のうちに 初心者でも簡単にできるコツ 水やりのポイントは?

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:のなか りえこ

観葉植物をお気に入りの鉢に【写真:のなかりえこ】
観葉植物をお気に入りの鉢に【写真:のなかりえこ】

 朝晩はすっかり冷えますが、晴れた日は過ごしやすい時期になりました。日暮れも早くなっていますが、グリーンが部屋にあると気分は明るくなりますよね。寒さが本格化する前に、観葉植物を購入してお気に入りの鉢に植え替えてみてはいかがでしょうか。初心者でも簡単にできるコツについて、フラワー&グリーンコーディネーターののなかりえこさんが解説します。

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根を触らずに植え替え可能なら初心者でも手軽にできる

 観葉植物の植え替え時期は桜の咲く頃が適しているとよくいわれます。しかし、根が張っている植物の植え替えなど根を触る作業や、元気がない植物のメンテナンスなどでなければ、特にいつ行っても問題はありません。

 店頭で販売されている小さなサイズの観葉植物は、やわらかい黒や白のビニールのポットに入って売られていることが多くあります。購入後は、お気に入りの鉢に植え替えてみてはいかがでしょうか。

 ポットのまま育てると、次第に窮屈になって根が張れず、植物の状態が悪くなってしまうことがあります。また、土の養分もなくなり、うまく育たたない原因にもなるのです。

 植え替えは難しいイメージがあるかもしれませんが、初めて挑戦する場合は小さいサイズのものが扱いやすいのでおすすめです。ぜひ、寒くなる前に植え替えて育ててみましょう。

ビニールポットよりも大きい鉢を用意

用意するもの【写真:のなかりえこ】
用意するもの【写真:のなかりえこ】

 観葉植物以外に用意するものは次の通りです。あらかじめシートや古新聞紙などを敷き、その上で作業すると後片付けが楽で汚れません。

○用意するもの
・観葉植物用の土
・移植ゴテ
・植え替え用の鉢
・鉢底石
・底網
・ヘラや割り箸など

 移植ゴテとは、小型のスコップのこと。「ハンドスコップ」や「ガーデンスコップ」とも呼ばれます。植え替え用の鉢を選ぶポイントは、購入したビニールポットの植物が入る大きさにすること。鉢底石は、通気性や排水性を良くするために鉢の底に敷きます。また、ヘラや割り箸があると、土をまんべんなく鉢に入れる作業に便利です。