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春に美しい花が咲く秋植え球根 プロのおすすめ3選 腐らせないコツは?
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教えてくれた人:のなか りえこ
秋は、球根花の植え付けに挑戦してみませんか? 土への植え付けというとハードルが高いと感じるかもしれませんが、初心者も扱いやすいのが特徴です。春に美しい花が咲く、おすすめの秋植え球根花をフラワー&グリーンコーディネーターののなかりえこさんが解説します。
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秋植え球根の植え付けシーズンは9月下旬から11月頃
来年の春に花が咲く球根花の植え付けシーズンがやってきました。秋植え球根の植え付け時期は種類によって異なりますが、地温が下がり始める9月下旬から11月頃。冬の寒さに当たることでさらに栄養を蓄え、春に美しい花を咲かせます。地温が高いと球根が腐ってしまうことがあるので、まだ暑いと感じたら、涼しくなるのを待って本格的な冬が来る前に植えましょう。
球根の形も種類によってさまざまで、根や茎が太ってできたもの、葉が変形してできたものなどがあります。例えば、花が咲き終わると、地面の中にある葉の一番下が膨らんで球根になるチューリップ。地面の中の葉と茎が変形し、ウロコのように積み重なって球根になるユリなど、それぞれに特徴があります。
ただ、形が違っても球根に共通しているのは、その中に栄養となるでんぷんが含まれていることです。つまり、自らが花を咲かせる時に用いる栄養が、球根の中にあらかじめ蓄えられています。
小学生の時にヒヤシンスの球根を、お水を替えるだけの水栽培で育てた経験がある方もいるでしょう。土への植え付けも同様で、球根花は特に手間をかけなくても美しい花を咲かせてくれるので、初心者の方にもおすすめです。