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メーガン妃のニューヨーク渡航でエリザベス女王がっかり 周囲が困惑した理由とは
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女王が招待したスコットランド訪問より友人を優先?
メーガン妃が全米オープンテニスの女子シングルス決勝進出を果たした親友セリーナ・ウィリアムズ(米国)の応援にニューヨークへ駆けつけたことで、エリザベス女王が「傷つき、がっかりした」と話した? 英大衆紙「デイリー・メール」がエリザベス女王の失望を明らかにした。
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9月7日の土曜日は、滞在中のバルモラル城近くで開催された、スコットランド伝統のスポーツ行事「ハイランド・ゲームズ」を観戦されたエリザベス女王。ロイヤルファミリーが勢揃いして、1万5000人の観衆とともに、古来から続く競技を楽しまれたという。しかし、この席にお気に入りの孫ヘンリー王子とその妻メーガン妃の姿はなかった。
同日、メーガン妃はニューヨークで行われた、全米オープンの女子シングルス決勝を観戦していた。米国のファッションブランド「Jクルー」の118ドル(約1万2862円)のデニムドレスで親友セリーナ・ウィリアムズを応援。
しかし、セリーナは19歳のビアンカ・アンドレークス(カナダ)にストレート負け。この結果を受けて、英大衆紙「ザ・サン」は「メーガン妃が観戦するとセリーナが負けるという悪いジンクスになっている」と、意地の悪い記事を書いた。
それはともかく、「メール」紙は、メーガン妃が、今夏に王室一家が勢揃いしているスコットランドに行かず、ニューヨークに行ったことを“問題”だとする。
エリザベス女王の招待を断ったのは、長男アーチーくんがまだ生後4か月で幼すぎることを理由にしているが、7月下旬にはイビサ島、そして8月上旬には英有名ロック歌手エルトン・ジョン氏の南フランスの別荘へ渡航。この際にプライベートジェットを利用したことはメディアの批判の的になった。
一方、エリザベス女王は毎年、孫やひ孫が大勢集まり”陽気なカオス”となるバルモラル城の夏の休暇を非常に楽しみにしているのだが、そこにお気に入りの孫であるヘンリー王子が、妻とひ孫を伴って現れないことに“傷つき、がっかりした”と話しているという。
そうしたお気持ちに、今回、メーガン妃が単独とはいえ、急遽ニューヨークへ渡航したことで“困惑”も加わったらしい。それはスコットランド訪問を断念した理由として、アーチーくんが幼すぎるということに加え、夫婦が多忙であるこということもあったからだ。
女王はまた、ヘンリー王子とメーガン妃が米PR会社と正式に契約し、王室側のアドバイスを受け入れなくなっていることを懸念しているともいう。
「メール」紙は今回のメーガン妃のニューヨーク渡航も“スコットランド訪問より優先したと受け取られる行為”と指摘。王室よりアメリカの親友を重んじたとも見られるメーガン妃の優先順位に疑問を投げかけている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)