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分娩室に爆笑の渦 双子と看護師の奇妙な絆が米国で話題「“すべらない話”になるでしょう」
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新たな命が誕生する分娩室では、日々さまざまな奇跡が起こっています。米国では、誕生したばかりの双子と、出産に立ち会った看護師たちの奇妙な絆を感じる、小さなミラクルが話題になっています。記念撮影は幸せそのもの。お母さんは娘たちが成長した時に“すべらない話”として語り継ごうと決意しているそうです。
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出産中のお母さんに子どもたちの名前を尋ねると…
不思議な奇跡を体験したのは、ローレン・メーハンさん。10月初旬に米コロラド州デンバーにあるローズメディカルセンターで、双子の女の子を出産しました。メーハンさんは出産リスクが高かったため、医師と看護師の2チームに見守られながらの誕生でした。
医師と看護師は、まさに赤ちゃんを取り上げようとしている寸前に、メーハンさんに対し赤ちゃんの名前を尋ねたそうです。事前に名前を決めていたメーハンさんは、「エマ」と「ジュリア」という名前を付けたいと明かします。すると、なぜか爆笑の渦が巻き起こりました。
医師たちが笑っていた理由は、双子誕生の瞬間に立ち会った2人の看護師の名前にありました。何と彼女たちの名前は偶然にも、エマさんとジュリアさんだったのです。この珍事件を報じたNBC系列の地元テレビ局「9News」によると、メーハンさんは次のように語っています。
「(まさに子どもが誕生しそうな)カオスの中で、私たちはその名前が運命的なものだと知り、一瞬緊張がほぐれて笑いが生まれました。2人の看護師さんたちは私たちにとってずっと特別な存在です。お世話をしてくれたチームの皆さんも、私たちの心の中のスペシャルな場所にいます。このことは子どもたちに伝えないといけない、“すべらない話”になるでしょうね」
その後、生まれたばかりの双子は、エマさんとジュリアさんと仲良く記念撮影。エマさんは自らのIDと一緒に、新生児のエマちゃんとその名前のタグも撮影しました。メーハン家のみならず病院スタッフにとっても忘れられない思い出になったようです。
(Hint-Pot編集部)