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どうぶつ

名前は「ヒカリ」に決定 秋田市大森山動物園のユキヒョウ 「奇跡の仔」誕生の軌跡

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

23日11時から命名式 700件の応募から選ばれた名前を発表

ユキヒョウの赤ちゃんの近影。体は大きく成長し、柄も美しい【写真提供:秋田市大森山動物園】
ユキヒョウの赤ちゃんの近影。体は大きく成長し、柄も美しい【写真提供:秋田市大森山動物園】

 すくすくと成長した赤ちゃんは、9月8日から展示訓練を開始。愛らしい姿で来園者を魅了しています。

「スイッチが入ると、目で追うのが難しいくらい活発に展示場を跳び回ることもあります。四肢を広げ全身でジャンプする姿はとてもかわいいですよ。また、仔に対するアサヒの良いお母さんぶりにも注目していただきたいです。日によっても異なりますが、朝と夕方に活発なことが多いかと思います」

 そして、今日11時から命名式が開催されました。愛称の一般公募を行い、700件を超える多数の応募の中から猛獣担当が候補を絞り、さらに園内職員で選考した中から「ヒカリ」に決定。名前には「光あふれる明るい未来に、羽ばたいて育ってほしい」という願いが込められているそうです。

 野生のユキヒョウは群れを作らず、縄張りを持って単独で生活する動物のため、展示の際は1頭ずつの場合が多いようです。そのため、アサヒと赤ちゃんのツーショットが見られるのは期間限定の可能性も。微笑ましい母子の姿を見たい方は、どうぞお早めに訪問を!

(Hint-Pot編集部)