「奥歯に物が挟まる」という慣用句は、考えをはっきりと口にしない様子などを意味します。釈然とせず、どこか違和感がある状況をうまく表現したものですが、今回ご紹介するのは実際に“奥歯に物が挟まってしまった”プレーリードッグ。お散歩中につまみ食いしたねこじゃらしが取れなくなってしまい、飼い主さんに援護を要請します。その“人間くさい”仕草と表情が「かわいすぎる」と注目を集めた動画について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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つまみ食いしたねこじゃらしが歯に挟まってしまい…!?

　オグロプレーリードッグの男の子で3歳の「V（ブイ）」くんは、ツイッターの人気者。まるで人間のようなユニークな仕草が魅力的で、以前もお散歩中に持っていたバナナを落としてしまう“シュール”な姿が反響を呼びました。

　今回話題になった動画も、日課にしているお散歩で起こった出来事。いつも1キロほどの道のりを歩くVくんですが、この日は途中でお腹が空いたのか、道端のねこじゃらしをつまみ食いします。口いっぱいに頬張り幸せそうに味わっていると……どうやら奥歯にねこじゃらしの穂が挟まってしまったようです。

　Vくんは「あれ？　あれあれ？」と右前足で頬を懸命にかきます。すると気づいた飼い主さんは、頬を優しく押しながら取り出すお手伝い。「あ、取れるかも!?」とハッとする表情は、まさに人間のようです。

　この様子の動画がツイッターに投稿されると、あまりのキュートな仕草と表情に4400件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「変なおくちになってるのがツボです。かわいいい！」「もうかわいすぎてww　声にならない不快感が分かりすぎるww　表情が人間と同じww」「Vちゃん必死だけど……おくちモゴモゴがかわいすぎる」「必死に主張してますね。ぎゅっとしてる顔がチャウチャウみたいで面白いです」など、Vくんの愛らしい表情に悶絶する声が。

　また「無事に取れて良かったね。挟まってると気持ち悪いもんね」「無事に取れて良かったです。優しい取り方でしたよ」「ママさんに取ってもらって良かったね」とホッとする声が寄せられました。