どうぶつ
交通事故で瀕死だったねこの1年後 脳に後遺症は残るも奇跡の姿に大反響「頑張ったね」
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過酷な治療を耐え抜いて回復したもっちーちゃん 脳には障害が
運命的な出会いにより一命を取り留めたもっちーちゃんでしたが、そこから始まった治療は苦労の連続でした。
「初めの1週間は病院に毎朝行って、脳の腫れを抑える注射と輸液をしてもらいました。保護4日目からシリンジで流動食が飲めるようになり、そこから徐々に歩けるように。約2週間後には、自力で排泄ができるようになりました。
現在は脳に障害が残っているので、視野があまり広くありません。疲れるまでぐるぐる歩き回って、高いジャンプはできませんね。また、トイレを覚えられずどこでも排泄します」
それでもあやさんは、瀕死状態からの脅威的な回復力や日々の元気な様子に喜びを感じています。また、あやさん宅には先住の元保護ねこが7匹暮らしていますが、みんなもっちーちゃんを気遣ってくれているように見えるのだとか。
「もっちーちゃんにはとりあえず、元気になるまでケージの中で生活してもらって、食事などでケージから出す時は部屋に他のねこを入れないようにしていました。(もっちーちゃんが入っていた)キャリーケースはみんなが生活する空間に置いて、匂いを嗅がせていました。今でも他の子と仲良くできていませんが、みんながもっちーちゃんに気を遣って、優しくしてくれている気がします」
1匹だけはよくねこパンチと威嚇をしているそうですが、元気になったもっちーちゃんにはこの先もまだまだ時間があります。同じ元保護ねことして、これからもっと仲良くなれる瞬間が訪れることでしょう。
あやさんのツイッターアカウントでは、ハイテンションで走り回るもっちーちゃんを落ち着いた様子で見守る先住ねこちゃんたちの動画や、大好きなごはん待ちの様子など、癒やされる日常の様子がたくさん投稿されています。運命の出会いから懸命に命をつないだもっちーちゃん。今の元気な姿は、見る者に大きな勇気と温かい気持ちを運んでくれるはずです。
(Hint-Pot編集部)