どうぶつ
元保護ねこが見つけた子ねこはどこへ…家族になるまでの物語に大反響「良かったね!」
公開日: / 更新日:
「判断が遅くてごめんよ。ごはん置いて待ってるからね!」
飼い主さんは翌日の4日、子ねこの姿が見えなくなったことへの不安やどうするべきなのかという葛藤といった心情や、迎え入れを反対している家族の説得、保護ねこ団体さんへの相談といった状況を投稿しています。この間は、ねこ好きさんからのリプライに大きく助けられたそうです。
「ねこを飼い始めて日が浅いので生態に関する知識もあまりなく、ねこ好きさんたちからのリプライには助けられました。子ねこが1匹でいるという状況は命の危険があります。家で飼えない環境でも、今は保護団体さんやSNSで里親も探すことができます。なのでまずは、エサや水などで命をつないであげなくてはと思います」
当時、そう語っていた飼い主さん。もちろん、近隣住民への糞尿被害の迷惑なども考慮し、できることなら保護して一時的でも家に入れることを考えていました。それに何より、迅速な判断ができなかったことへの後悔が……。
「判断が遅くてごめんよ。もし1人で困ってたら家においでね! ごはん置いて待ってるからね!」
そしてツイッターでは呼びかけも。まさかの話ではありますが、子ねこに通じたのでしょうか。何とそのすぐ後、お庭に現れたのです!
「ごはんを食べに、発泡スチロールで作ったおうちの前にいました。そーっと近づくと警戒しながらも逃げなかったので、キャリーバッグの中にチューブ型のおやつを入れて誘導。おやつを食べに中に入ったところで入り口を閉めて保護しました。その後、動物病院で診てもらったところ、獣医さんは『少し小さいけれど、健康で元気。ただ、少し臆病な子だね』とおっしゃっていました」
ツイッター上での報告は8日でした。「先週ひとりぼっちで来てた子ねこちゃん無事に保護できました! また来てくれてありがとうね。よく頑張ったね。温かい家族になろうね! よろしく!!」との写真付き投稿には、3万件もの“いいね”が。リプライにはもちろん、「ずっと気になってました」「良かったです!」「ありがとうございます!」など保護を喜ぶ声が殺到しています。
そうして家族の一員になった子ねこ。寒くなる季節に心が温まるとっておきのニュースでした。もしかすると、グミちゃんとの会話は「おうちにおいでよ」という内容だったのかもしれませんね。
飼い主さんはツイッターの他に、YouTubeチャンネル「ぐみふぁみちゃんねる」でもグミちゃんの様子を公開しています。子ねこの登場もそう遠くないはず。そのかわいい成長ぶりは、この冬のお楽しみになってくれることでしょう。
○取材協力:グミちゃんFamily(@Family37905169)さん
(Hint-Pot編集部)