漫画
犬と猫両方飼っているから分かる 投薬時の反応を描いた漫画に共感殺到「本当難しい」
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体のためだと分かっていながら、薬を飲むのは苦手。どんなに飲みやすく工夫してもらっても、飲むのがつらい……と思うのは、人間だけではないようです。一緒に暮らすわんちゃんと猫ちゃんにお薬を飲んでほしい。その時の苦労を描いた漫画が、ツイッター上で5.9万件もの“いいね”を集めて話題になっています。両方飼っているからこそ分かる、お薬を与える時の“難易度”の差とは?
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何度同じ手を使っても難なく投薬できた愛犬
プロの漫画家として活躍中の松本ひで吉(@hidekiccan)さん。ツイッターでは、愛嬌たっぷりなトイプードルの「犬くん」とクールな「猫さま」との平和な日常を描いた漫画を公開しています。残念なことに今年の春、犬くんは天国へと旅立ちましたが、犬くんのエピソードを描いた漫画は今でも大人気です。
犬くんと猫さまは性格が違っても、どちらもとてもかわいい一面を持っています。そんな魅力がはっきりと分かる今回の作品は、2匹の「お薬問題」がテーマでした。
犬くんの耳のかゆさを抑えるため、洗浄液を使って耳掃除。松本さんが「犬くーん」と優しく呼びかけると、犬くんは投薬が待ち受けていることも知らずに大喜びで駆け寄ります。しかし、洗浄液を目にすると様子は一変。「僕は、あっちに用事が……」といった様子でその場を立ち去ろうとしました。
松本さんは、そんな犬くんをしっかりホールドして投薬。嫌がりながらも、犬くんは耳掃除に応じます。それから数日が過ぎ、また耳掃除の日が。名前を呼ばれた犬くんはうれしそうに「はーい!」と松本さんに駆け寄り、そして「あーしまった! おみみだったー」と後悔する展開を繰り返します。
犬のしつけには「オペラント条件付け」という学習法があります。何かの行動をした結果、かまってもらったり、撫でてもらえたりなどの“良いこと”が起きればその行動が増え、逆に無視されたり、叱られたりなどの“嫌なこと”が起きればその行動が減少するというものです。
でも犬くんには“良い意味で”そのしつけが通用しなかった模様。そんな犬くんのポジティブで明るい様子を、松本さんはこう綴っています。
「嫌なことはその日のうちに忘れるのが毎日楽しい秘訣なのかもしれない」