飼育の難しさも　お迎えをするなら最後まで愛情を持って

　近年、人気漫画の影響もあり、グレートピレニーズの人気が上がってきているそうです。しかし、グレートピレニーズは成犬になるとポニーほどの大きさまで成長する超大型犬。飼い主さんいわく「慣れていない初心者が飼うと猛犬になりやすいです」とのことで、一時的な流行で安易にお迎えすることには注意が必要だと話します。

「警察犬学校では、グレートピレニーズというだけで入学を拒否されることがあります。これはコマンド重視のしつけが向いていない犬種だから。また、超大型犬ゆえに、食事は1日1キロほど。偏食の気があれば1週間ほど食べないこともあります。1～2時間程度の散歩は1日2回。欠かすとストレスが溜まり咬傷沙汰を含めた問題行動を起こすこともあります」

　同じ行動をしていても、小型犬とは規模が異なり、超大型犬では大事故につながりやすいケースも。とても賢くてかわいいグレートピレニーズですが、飼育が難しいリスクもあります。お迎えする際は最後まで飼う責任と愛情を持って暮らしてほしいですね。

○取材協力：Jolly＆Simba（もふ）（@JoellyJolly）さん

（Hint-Pot編集部）