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ナマケモノの「貴重な瞬間」 飼育スタッフに愛情いっぱいで甘える姿が米国で話題に
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1日の最大移動距離はたったの40メートル! ゆる~い動きが魅力のナマケモノは、多くの時間を寝て過ごし、哺乳類の中で最も動きが遅いといわれています。表情を読み取ることも難しいとされている動物ですが、実はとても深い愛を持っているようです。米国のとあるサファリパークがナマケモノの貴重な様子をSNSに投稿。大きな注目を集めています。
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保護動物たちが暮らすフロリダのサファリパークが動画を投稿
話題のナマケモノが住んでいるのは、米フロリダ州ボイントンビーチのサファリ形式動物園「アニマル・エドベンチャー・パーク&サファリ」。家族経営のこのパークは、ひどい虐待を受けていた馬の「コナ」を2010年に保護したことから誕生しました。
今ではカンガルーやワニ、カワウソ、ヤギ、ロバなどさまざまな動物を飼育しており、その大半は保護動物たち。園内で暮らす動物たちを紹介する公式TikTokアカウント(@animaledventures)も大人気です。人懐っこい動物たちが飼育スタッフにキスをしたり、顔を舐めたりと、甘える姿が度々注目を集めています。
今回ご紹介するのは、ナマケモノの愛情あふれる行動。英名で「Sloth」(怠惰、ものぐさの意味)、和名でナマケモノと、その名の通り異様なほど動きが遅く、ほとんど動かないイメージを持っている人が多いでしょう。
そんなナマケモノが何と、飼育スタッフの顔を愛おしそうに何度も撫で、愛情を示しているのです。動画は大きな話題になり、2万件を超える“いいね”が集まっています。
また、コメント欄には「泣きそう」「素晴らしい。こんなに愛情深いナマケモノが腕の中で抱きしめられているのを見たのは初めてです! 美しく純粋な愛」「これは貴重な瞬間です。動物は、誰が気にかけ、誰が気にしないかを理解しています」など、感動の声が300件以上寄せられました。
今年5月には、コスタリカからもナマケモノに関する話題が。母子が再会した時に見せた仕草が大きなニュースになりました。ナマケモノは見た以上に愛情深く、思いやりに満ちているのかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)