荷物を指定場所に置くことで配達が完了する「置き配」。完了通知に実際の様子を収めた写真が添付されることもあります。今回ご紹介するのはそんな添付写真の一枚……ではなく、そこに堂々と写り込んだポメラニアン。明らかに引いた構図を狙った写真には、配達員さんの粋な計らいが見えると、ツイッター上で話題になっています。8.9万件もの“いいね”を集めた写真について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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警備中なのに…「威嚇じゃなくて癒やし」になってしまったしんくん

　ポメラニアンの男の子で7歳の「しん」くん。お名前の由来は、いつも元気いっぱいの様子と性格がある漫画の主人公に似ていたことでした。

「初めて出会った時からせかせかとして落ち着きがなく、短気で強気。家族と『この子、「キングダム」の主人公の信みたいじゃない!?』という話になり、今の名前にしました」

　しんくんと同居しているのは、ポメラニアンの男の子で10歳の「にんじゃ」くんと、ロングコートチワワの女の子で9歳の「ちっぷ」ちゃん。一番年下のしんくんはおうちの“警備”に熱心で、「異常はないか」と常に外を見張っています。そんなある日、在宅ワーク中の飼い主さんに「置き配完了」の通知が届きました。

　通知には、玄関脇に置き配されている様子の写真が添えられていました。でも荷物より気になるのは……右側の窓にいるしんくんの姿。懸命に“警備”しようと、必死にジャンプをしているようです。その跳び上がった瞬間を収めた写真は、しんくんがまるで宙に浮いているように見えます。

　そこで飼い主さんはこの写真をツイッターに投稿。「配達員さんナイスショットすぎんかw」とのメッセージを添えました。すると、8.9万件もの“いいね”を集め、リプライ（返信）には「何て最高な置き配なんですか」「この配達員さん指名したくなるね」「配達員さんの心理が見えてニヤッとしてしまいました」「こんな写真が来るなら、これから100％置き配にするわ」と配達員さんの遊び心に胸が高鳴る声が。

　また「ジャンプしてるのかな？　浮いてる？　ナイスショット」「威嚇じゃなくて癒やしになってる」「わんこ浮いててw」など、しんくんの懸命な“警備”姿に癒やされる声が寄せられました。