中東カタールで開催されているサッカーのワールドカップ（W杯）はグループリーグ第3戦に突入し、決勝トーナメント進出を決める国が次々と出てきています。サッカーは“世界の共通言語”ともいわれる競技人口の多いスポーツ。その度に、SNS上では歓喜の声が投稿されていますが、どうやら米国のジョー・バイデン大統領もその一人のようです。

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米国のグループリーグ突破に自国でも盛り上がり

　サウジアラビア代表がリオネル・メッシ選手率いるアルゼンチン代表に勝利したり、日本代表が優勝候補のドイツを撃破したり、劇的な試合が続く今回のサッカーW杯。29日からはグループリーグ第3戦が始まり、オランダ、セネガル、イングランド、そして米国が決勝トーナメント進出を決めました。

　これを受けて、米国内は大盛り上がりを見せているようです。ニューヨーク市マンハッタンの象徴でもあるエンパイアステートビルでは、米国代表カラーである赤、白、青を点灯して決勝トーナメント進出を祝っています。

　また、“歓喜”はホワイトハウスでも。日本時間30日午前4時からのキックオフ前には、バイデン大統領とジル夫人が「We believe that we will win.」（勝利を信じています）とツイッターにコラボ投稿。イラン代表に1-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた直後にはバイデン大統領が「We did.（やった）」と投稿して、3万件を超える“いいね”を集めています。

　さらにホワイトハウスのカリーヌ・ジャン・ピエール報道官が投稿した動画には、興奮冷めやらぬ様子でマイク片手に「USA！　USA！」と拳を突き立てるバイデン大統領が収められており、「試合前にコーチや選手たちと話をしたが、見事にやってくれたね！　神様が味方した！」と母国代表を祝福しています。

　日本代表は、日本時間2日午前4時に決勝トーナメント進出を懸けた運命のキックオフを迎えます。“無敵艦隊”との異名を持つスペイン代表を相手に、どんな戦いを見せてくれるのでしょうか。ぜひ、日本も米国に続きたいものですね。

（Hint-Pot編集部）