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行き場失った大型犬ミックス 学校帰りに連れ帰る大胆行動から16年 感動物語に反響
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老犬になった一護くん 飼い主さんの気遣いでご長寿記録に挑戦!?
無事にお迎えされた一護くん。それからは飼い主さんの“弟”として、たくさんの思い出を作ります。飼い主さんの中で一番印象に残っているのは、水浴びとボール遊びです。
「夏になるとプールに入ったり、シャワーを使って遊んだりしました。きっかけは、一護が暑い時に自分からバケツの中に顔を突っ込んだり、空のたらいに入ったり、バケツの水をかけるような行動を始めたこと。そこで、もしかしたらプールやシャワーで遊べるかもと思い、次第に毎年の恒例行事になりました。
ボール遊びは、投げたボールを一護が持ってくる動きを何度か繰り返すと、次はこちらが一護を追いかけてボールを取る遊びに発展するという“謎の遊び方”でした。ボールをくわえてシッポを振りながら見せる『追いかけて』の合図や、三段跳びのようなジャンプがかわいくて、とても癒やされていましたね」
当時は元気いっぱいに跳ね回っていた一護くんですが、老犬になった今はボール遊びをしていないそうです。代わりに飼い主さんは、一護くんの体調を常に気遣っています。
「老犬ということもあり、筋力や視力がだいぶ落ちてしまっています。一護の導線を考えて、なるべく段差や障害物をなくしたり、触れる時は名前を呼んで鼻先に手をもっていき、存在が分かるようにしてから触ったりするなど、小さなことではありますが気をつけています。また排泄に失敗が目立つので、おむつを使用したり、排泄のタイミングを考えて清潔さの維持に気をつけたりしています」
いつもくわえて持ち運びする犬のぬいぐるみをそばに置いてあげるなど、常に気配りをしている飼い主さん。おうちにいたウサギと爬虫類が寿命をまっとうした今、一護くんが一番の長生きだそうです。これからも穏やかで楽しい日々を過ごしながら、もっともっと長生きしてほしいですね。
○取材協力:15歳半ラブラドール×MIX(@mr_mr_sm)さん
(Hint-Pot編集部)