まるで漫画のように“吹っ飛ばされた”ねこ。でもご安心を。こちらは遊んでいる最中にテンションが上がりすぎて、おもちゃに驚き、ぴょーんと飛びのいてしまった時の一枚です。いつもダイナミックなジャンプを見せてくれるというねこちゃんについて、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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唯一寄り添ってくれなかった歳三くんに夢中の飼い主さん

　元保護ねこの男の子で1歳の「歳三」くん。お名前の由来はもちろん、新選組の副長を務めた土方歳三です。「男らしい名前を」と名付けられた歳三くんは、ツンデレのツンがかなり多めの性格。この性格こそ、飼い主さんがお迎えを決意した理由でした。

「ねことの生活に憧れていたところ、保護ねこ活動をしている方から子ねこの里親を探していると聞き、会いに行きました。そこにいた4匹中、歳三だけが僕にすり寄ってきてくれなくて（笑）。そんなところに心を鷲掴みされて、お迎えしました」

　そうして昨年6月にお迎えされた歳三くん。元気に育ち、今では“深夜の大運動会”が大好きです。今回話題になった写真も、深夜に撮影されたものでした。いつものお部屋でビョーンと大ジャンプを決める姿は、まるで体操選手!?　金メダルをあげたくなるような美しさです。しかも表情が真顔というところも大きなポイントでしょう。

　飼い主さんはこの写真をツイッターに投稿。「吹っ飛ばされる猫」というメッセージを添えました。すると、1500件以上の“いいね”が。

　リプライ（返信）には「いい～跳びっぷりwww」「脚が揃ってかっこいい！」「未確認ねこ物体」「きれいな空中姿勢です！（この後、大丈夫、でしたよね？）」など、ジャンプの美しさを絶賛する声がたくさん寄せられています。

　また、「いろいろ面白くてよく見たら、目だけピントあってて神ですね。アップにして表情見てまた爆笑でした。歳三ちゃんごめん」「歳三さん、ジャンプ力半端ないですね。じわじわ来るお写真です」など、歳三くんの真顔に爆笑も巻き起こっていました。

ジャンプの後は空中で華麗に反転してお手本のような着地

　何とも見事に“吹っ飛んだ”歳三くん。この時はどうやら、“深夜の大運動会”でテンションが上がりすぎていたようです。

「ネズミのおもちゃを追いかけ回していた時の様子です。テンションが上がりすぎたのか、ソファの隙間に挟まったおもちゃを見つけるととても驚いて、この後ろ跳びを披露してくれました。この後は、空中で華麗に反転してお手本のような着地。その後は何事もなかったかのように、隣の部屋に避難しました……」

　また普段から、ツンがかなり多めの性格を存分に発揮しているそう。それだけにデレが来た時の喜びもアップしているようです。

「特技らしい特技はありませんが、僕の手足を噛むことには命をかけているみたいで、執念深く噛み付いてきます。でも、眠い時はおしゃぶりが卒業できないというお子ちゃまな面もあり、寝る時は布団で一緒に寝てくれる優しさも。また両親や兄にはとってもデレデレしていて、僕は内心嫉妬しています」

「あまりかまいすぎず、“遊んでモード”になったらどんなに眠くても深夜だろうと、遊ぶようにしています」とも語る飼い主さん。ツンが多めになっている理由は、飼い主さんのことが好きすぎるからかも……と思ってしまいますね。とはいえ、たまにはデレ多めの姿も披露してあげてほしいものです。

○取材協力：糖質ゼロ麺（@toushitsu0men）さん

（Hint-Pot編集部）