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ホットミルクの膜が苦手…JA全農が教える“ひと手間”に反響「温めてから入れてた…」
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寒い季節に心と体をほっこり温めてくれるホットミルク。しかし、加熱すると表面に膜が張り、あの舌触りが苦手……という人も。そんな時はJA全農(全国農業協同組合連合会)広報部の公式ツイッター(@zennoh_food)が毎冬紹介している、ちょっとした“ひと手間”で解消できます。また、以前投稿したホットミルクに関するツイートで、意外な事実も分かったそうですよ。
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40度以上温めると膜が張る“ラムスデン現象”
牛乳は40度以上に温めると表面に薄い膜ができます。一般社団法人 日本乳業協会のウェブサイトによると、加熱すると牛乳の表面で水分が蒸発し、脂肪とタンパク質が濃縮凝固するため。膜が張ることは“ラムスデン現象”と呼ばれています。
膜はよくかき混ぜながら加熱するとできにくいのですが、この方法だと小鍋などを使い洗い物が増えるだけでなく、温まるまでつきっ切りになってしまいます。そこで、全農おすすめの“ひと手間”なら、砂糖をたったスプーン1杯加えて、よくかき混ぜてから電子レンジで加熱するだけ。ほんのり甘~いホットミルクが仕上がります。
編集部調べによると、砂糖は水分を引き付けるためタンパク質の凝固を遅らせる効果があるそう。肉や卵などを柔らかく仕上げたい時に砂糖を入れるのと同じ原理です。
「膜が好き」派もたくさんいる! 膜には栄養も
投稿は話題を呼び、3000件を超える“いいね”が。またリプライ(返信)には、「ほんまに砂糖入れたら膜ができにくかったです」「温めてから砂糖入れとった……明日からやってみよっと」「ホットミルクにバニラエッセンスを1滴垂らすだけで、お砂糖を入れたみたいに甘く感じる」など、たくさんのコメントが寄せられています。
投稿には続きがあり、以前同じようにホットミルクについて投稿したところ、「あの膜がいいんじゃん!」という声がたくさん届いたそう。「苦手勢の私は少し驚きましたが、膜が好きな方も苦手な方も牛乳飲んでくれてとにかくありがとうです!」と感謝を綴っています。
今回の投稿にも「膜が好き」という声が多数。「膜がたくさんできる方法もあったら知りたいな」という要望まで見られました。膜には栄養が詰まっているため、捨てずに食べた方が良いでしょう。冬は生乳に含まれる乳脂肪やたんぱく質が増加し、コクが増しておいしくなるといいます。シンプルなホットミルクにもぴったりの季節。たくさん楽しみたいですね。
(Hint-Pot編集部)