海外ニュース
「無謀なドライバーを逮捕」 犬の“運転”する車が2台に衝突 米警察署の報告が話題
公開日: / 更新日:
年末年始、犬を連れての帰省や旅行を計画している人も多いでしょう。そこで楽な移動方法といえばマイカーですが、犬が座席と運転席を自由に行き来できるようになっていませんか? そのままの状態で車を離れると、思わぬトラブルが発生することも。米国では車中に1匹だけ残され、留守番をさせられていた犬が珍事件を起こし、注目を集めています。
◇ ◇ ◇
悪い偶然が重なるも怪我人はゼロ
米テキサス州東部にあるキルゴア警察署は、大手スーパーマーケットの駐車場で発生した珍しい交通事故を公式フェイスブックで報告しました。報告によると、事故が起きたのは現地時間1日。飼い主はその時、愛犬を車内に残して買い物をしていたそうです。
捜査の結果、座って待っていたわんちゃんが不安に襲われ、運転席を跳ね回ったことが事故のきっかけ。この車は以前からステアリングコラムが故障しており、わんちゃんがぶつかった時に運悪くドライブに入ってしまったようです。さらに鎖が引っかかかったことで非常ブレーキが解除され、車は動き出してしまいました。
その結果、2台の車を巻き込みましたが、幸いなことにけが人はなし。目撃者の一人によると、わんちゃんは事故の直前にハンドルを握っていたそうです。また、車が向かってきているのは見えていましたが、あまりの驚きに動くことができなかったと語っています。
「無謀なドライバーを逮捕しました」「(わんちゃんは)確かに後ろめたい顔をしている」など、ユーモアたっぷりのメッセージを添えたキルゴア署のフェイスブック投稿は大きな注目を集めました。
コメント欄には、「みんなが無事で良かった!!! 何て話だ!」「私の犬はパワーウィンドウとロックを操作することができました……。だから、ギアを入れること? 恐らく可能です」「面白い話ですが、ダメージは面白くないですね。幸いにも誰も怪我をしなかったので、笑うことができます」など、たくさんの声が寄せられています。
犬を車に乗せる場合、ケージやドライブシート、飛び出し防止リードなどを適切に使用しましょう。また、犬だけを残して車を離れると、夏場の熱中症や冬場の低温、今回のように思わぬ事故など、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。車を離れる際は犬を同伴させてください。
(Hint-Pot編集部)