どうぶつ
ウサギのお口直しにほっこり 大好物を拒否する塩対応が話題に 「ウサモグコント」
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小さなおくちをモグモグ動かして一生懸命食べる姿が、何とも愛らしいウサギさん。実はとってもグルメで、一説によると人より多くの味を判別できるともいわれています。そのため食べ物の好き嫌いははっきりしているそう。飼い主さんが愛兎に大好物をあげたところ、想像と違ったリアクションが返ってきたという動画がツイッターで大反響を呼んでいます。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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飼い主と並んで朝食を取るせきとくん キウイは大好物のはずが…
ホーランドロップの男の子で3歳の「せきと」くん。ちょっぴり勇ましいお名前から、中国古典の名作「三国志」を連想した人は大正解。歴史小説ファンの飼い主さんご夫妻は、同作に登場する“1日に千里を走る”という名馬「赤兎馬(せきとば)」にあやかり、元気に育ってほしいとこのお名前を授けました。
お名前の通り元気に成長したせきとくんは食いしん坊で、毎朝飼い主さんと並んでごはんを食べます。今回話題になった動画は、そんなある日の朝食中に撮影されました。
せきとくんのメニューは、ウサギ用ペレットとサニーレタス、牧草。朝からもしゃもしゃと口を動かす姿は、まさに食欲旺盛という言葉がぴったりです。隣席の飼い主さんは、せきとくんが大好きなキウイフルーツも準備。きっと喜んでくれるだろうと、スプーンですくってせきとくんの口に運びました。
スプーンを前に、最初は興味を示したせきとくん。少し間を置いてから顔を近づけて、キウイに口をつけました。でもそのままパクリとはいかず、味見するように舐める仕草を見せると、脇のレタスに戻ってしまいました。大好物がお気に召さないとは一体何事!? 飼い主さんによると、どうやらお味に問題があったようです。
「想像していたよりも酸っぱかったらしく、ペロペロした後にすぐレタスでお口直しを始めました。何度スプーンを口元に持っていっても食べてくれません。よほど口に合わなかったのだと思います。ずっとレタスを食べ続けていました。甘いキウイはすぐ食べておかわりをおねだりしてくるのに……」
この動画がツイッターで公開されると、4300件超の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「キウイ酸っぱくて野菜モグるの最高にかわいいんですが」「かわいすぎて声出ました」「よほど酸っぱかったのねぇ」「お口直しはレタスに限る」「酸っぱいから葉っぱで薄めてる」「典型的な子どもを見ているようで微笑ましいです」「ウサモグコント」などの声が。またかわいさに注目する声は海外からも届いていました。