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マンホールのフタ付近は雪が溶けやすい 危険な理由とは 警視庁が注意喚起
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12月に入り、過ごしやすい陽気から一転して冬本番の寒さが全国的にやってきました。冷え込みが強くなると気をつけたいのが路面凍結。都市部でも条件次第で発生し、スリップなど事故の危険性が高まります。警視庁警備部災害対策課の公式ツイッター(@MPD_bousai)は、道路上でよく見かけるマンホールについて、路面凍結が起こりやすい冬に注意すべき意外な危険性を注意喚起しています。
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マンホール上に雪が積もったら…より注意を!
「マンホールのフタの付近は雪が溶けやすいことをご存じですか?」
そんな問いかけから始まった投稿には、雪道の写真が添えられています。車がたくさん通行したことで押し固められた雪に完全に覆われており、見ているだけでツルツルと滑らないか心配になります。
こうした圧雪に覆われた路面で注意した方が良いのが、鉄製のマンホールのフタです。投稿によると、「マンホール上の雪が下水の熱で溶け、圧雪の路面よりくぼんだ状態になることもあり大変危険です」とのこと。
くぼみでハンドルが取られたり、濡れたマンホール上は滑りやすいため転倒したりする可能性も。冬場は特にマンホールを見落とさないよう気をつけてください。
さらに、マンホールは天候の見極めに役立つ側面もあるそう。「マンホール上に雪が積もる場合は、相当な気温の低下を意味し、降雪により視界不良や凍結で足元が不安定になる」ことが予想できます。車やバイクだけでなく、歩行者や自転車の利用者も覚えておけば、不要不急な外出を控えるなど事前に注意することができそうです。
(Hint-Pot編集部)