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災害時に備えた備蓄品を一か所で保管してはいけない理由 警視庁おすすめの方法は

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

備蓄品はどこに保管するのが正解?(写真はイメージ)【写真提供:写真AC】
備蓄品はどこに保管するのが正解?(写真はイメージ)【写真提供:写真AC】

 自然災害の多い日本では、各施設やご家庭で防災グッズや備蓄品を準備することはもはや常識ですが、皆さんは自宅のどこに置いていますか? 玄関? リビング? 廊下? どこが正解なのか、分からない人も多いと思います。そこで参考にしたいのが、防災に役立つアイデアを発信している、警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)の公式ツイッターがおすすめする方法。ポイントは「数か所に分けての保管」です。

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備蓄品やペット用品は自宅の数か所に分けての保管がおすすめな理由

 家族が大人数であったり、ペットがいたりするほど、水や食料、ペットフードなど備蓄量は増えてかさばります。すると、置ける場所も限られてきますし、在庫管理のしやすさからも、ついつい一か所にまとめてしまいがちに。

 しかし、警視庁警備部災害対策課のツイッター担当者さんは、あえて「備蓄品やペット用品を自宅の数か所に分けて保管」しているそうです。その理由は、浸水や焼失、窓ガラスの飛散などで備蓄品が全滅したり、取り出せなくなってしまったりする可能性があるため。例えば、1階が浸水したとしても、2階にも備蓄品を置いておけばしのぐことができるかもしれません。複数か所に分けることでリスクを分散できるのです。

 ツイートによると、保管時は「水回りや火の元、窓ガラスの近くを避けて収納ボックスでの保管」するのがおすすめ。散らかって見えないよう、ついつい押し入れなど人目につきにくい奥深くの場所に保管してしまいがちですが、非常時に取り出しやすくしておく必要があります。

 担当者さんは真っ白でおしゃれなトランクカーゴにペットボトルの水を大量保管しているようです。最近では、備蓄品を収納する頑丈なボックスが各社から販売されており、インターネットでも購入可能です。

 写真には、担当者さんの愛猫、茶トラのチャーくんと三毛のリボンちゃんが登場しています。「他の部屋にも分散してストックしてるらしいよ」など会話も添えられており、2匹の愛らしさも相まって投稿は反響を呼び、「分かりやすくていいですね」「猫がかわいすぎて読んでしまう」など、さまざまなリプライ(返信)が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)