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漫画

おじいさんにグイグイ絡んだ1歳児 生まれたほっこり交流に感動の嵐「愛ある世界」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:ササミ(@sasami_sm)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:ササミ(@sasami_sm)さん】

 子どもの人見知りは一般的に、生後6か月頃から長くて2歳頃までといわれています。ただし個人差があり、この時期に人見知りをしない子も。「どんどん絡んでいくタイプ」だという1歳の男の子は、ママと訪れたファストフード店で心温まる交流を体験しました。そのお相手は、たまたま隣に座っていたおじいさん。ママが漫画に描いたこの出来事が、ツイッター上で6万件以上もの“いいね”を集めています。作者のササミ(@sasami_sm)さんに詳しいお話を伺いました。

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息子がおじいさんにポテトをお裾分けすると…

 ササミさんは、幸運の神様として知られるビリケンさんに似ているという1歳の息子を育てるママ。また紙やデザイン関係の仕事をする傍ら、ウェブショップ「BASE」で似顔絵ショップを運営しています。さらに、ツイッターで発表している育児絵日記やかわいいイラストも大人気です。

 今回話題になった漫画は、息子さんと外出した際のエピソードを描いたもの。ある日、近所のファストフード店で食事をしていた時、隣の席にはおじいさんが座っていました。

 ポテトを食べる息子さんを、にこにこ笑顔で見つめるおじいさん。すると、息子さんはおもむろにポテトを手に「いる?」と差し出し、ぐいぐいと絡みます。ササミさんが「すみません~」と謝る中、おじいさんはお裾分けを優しく断りました。

 やがて食事が終わり、片付けてお店を出ようとしたササミさんと息子さん。そこに声をかけたのは、隣の席のおじいさんでした。「さっきはありがとうね。どうぞ」と差し出してくれたのは、何ともかわいらしい“プレゼント”! ツイッター上では、その実物写真も公開されています。

 息子さんとおじいさんのほっこりエピソードは2回に分けて投稿され、合計で6万件以上もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「何と微笑ましい……」「絶妙にかわいい(笑)」「愛ある世界……」「癒やされました」など、感動の声が続々と届いています。

笑顔があふれる優しい世界にほっこり

 自身もこの日の出来事に癒やされたというササミさん。優しさにあふれた平和な世界を残したい気持ちから、今回の漫画が生まれたそうです。当時の気持ちや普段の息子さんについて、お話を伺いました。

Q. 息子さんはどんな性格ですか?
「普段から人見知りせずにどんどん(人に)絡んでいくタイプです。住んでいる地域に高齢の方が多いこともあって、おじいさんやおばあさんが特に好きなようです。またお裾分けもよくしてくれますが、自分がいらなくなったものをお裾分けしてくれることが多いですね(笑)」

Q. おじいさんにポテトをお裾分けした息子さんを見た時のお気持ちは?
「息子は席に着いた時からおじいさんのことが気になっている様子でした。おじいさんはお孫さんと一緒だったのですが、おふたりが楽しそうに笑っていると、息子もそれに合わせて笑っていました。おじいさんが終始笑顔で接してくれていたので、すっかりお友達感覚になっていたようです。微笑ましい反面、あまりに絡んでいくのでご迷惑ではないか少し心配でした(笑)」

Q. おじいさんからプレゼントを受け取った時、息子さんはどんな反応をしていましたか?
「うれしそうに、大事に大事にポケットにしまっていました。周りの方や店員さんもにこにこしていて、とても温かい雰囲気でした」

(Hint-Pot編集部)