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漫画

「だから育児は面白い」 ジュース要求に苦肉の策描いた漫画 子どもの反応に爆笑

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:トン(ton_father)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:トン(ton_father)さん】

 子どもの多くは、甘いお菓子やジュース、アイスが大好き。とはいえ健康を考えると、好きなだけ与えることはできません。それでも欲しがる時は、どう対応すればいいのでしょう? 「アイスの代わりに凍らせたフルーツを与える」といった工夫がある中、インスタグラムではある家庭の“甘いもの問題”対策を描いた漫画が2万件を超える“いいね”を集めています。作者のトン(ton_father)さんにお話を伺いました。

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「今日はこれだけね」ドリンクバーで困ってしまったパパ

 トンさんは3歳の息子、サクちゃんのパパ。約1年間の育休体験や思わず吹き出してしまう事件、胸がキュンとなる温かな親子のやりとりなど、育児の思い出を漫画で綴っています。フォロワーが1.6万人という人気のインスタグラム以外にも、アメーバブログ「それいけ! 育休男子」でも育児漫画を公開中です。

 今回インスタグラムで大きな反響を呼んだのは、「息子のジュースを水で薄めてたのがバレた時…!」という作品でした。

 家族で外食をするようになり、ファミリーレストランのドリンクバーには甘いジュースがあると学んだサクちゃん。それまでトンさんは、家でジュースをあげる時にこっそり水で薄めて渡していたそうです。

 ある日、ドリンクバーでジュースをコップに注いでいると、サクちゃんがその様子をじーっと見張っています。そのため、トンさんはジュースを水で薄めることができません。でもそこでコップいっぱいに注いだ甘いジュースを渡すこともできず、仕方なく「今日はこれだけね……」と少し注いでから渡しました。

“怒涛の圧”に追い詰められたパパの「やけくその開き直り作戦」

 そこでサクちゃんは、すかさず怒りのツッコミ! 「何でこんななんだよォ!!」と、普段と違う量を厳しく指摘します。「もっとちょーだい!」「もっともっとォ!」と“怒涛の圧”に追い詰められたトンさんは、サクちゃんが大泣きする予感を察知。それだけは避けようと、「やけくその開き直り作戦」を展開することにしました。

 それは、サクちゃんの目の前で堂々とジュースに水を注ぎ入れること。そしてドキドキしながら薄いジュースを渡しましたが、何とサクちゃんからは「もっとォ入れてェ!!」という信じられない言葉が返ってきたのです。

 動揺したトンさんが聞き返しても返事は同じ。結局はコップの縁までなみなみと注がれたものを渡すことになりました。するとまたしても、サクちゃんの反応は予想外だったそうです。

 この作品がインスタグラムで公開されると、2万件を超える“いいね”が。コメント欄には「我が家も当然のごとく薄めています」「質より量って言葉を思い出しました(笑)」「かさ増ししたらキレられるかな? と悩んでいましたが、勇気をもらいました」「甥っ子も3歳の時、ゴクゴク飲みたいから水足してって言ってました!」など、大いに盛り上がっていました。