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メーガン妃とヘンリー王子 王室に大ショックを与える? ふたりが王室離脱する可能性とは

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃とヘンリー王子【写真:Getty Images】
メーガン妃とヘンリー王子【写真:Getty Images】

プライベートと公務の狭間で揺れる夫妻

 来週から南アフリカを訪問するヘンリー王子とメーガン妃。初めてアーチーくんを伴ってのロイヤル・ツアーということもあって世界の注目を集めている。同夫妻は生後4か月の長男アーチーくんのプライバシーを守ろうとする意向が色濃く見えるも、先日は自宅であるフロッグモア・コテージの近所にあるパブに息子を連れランチタイムを楽しんだことも話題となった。ロイヤルファミリーの公務とプライバシーの保護。その板挟みがヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱につながるのではないかと、王室スペシャリストがその懸念を英大衆紙「デイリー・エクスプレス」に語った。

 ◇ ◇ ◇

「執拗なほどプレスに追いかけ回されたダイアナ元妃が自分のプライバシーをなんとか守ろうとしたように、ヘンリー王子とメーガン妃も王室メンバーとしての公人生活を制限して私生活を守りたい考えているのではないでしょうか」。王室ジャーナリストのリチャード・フィッツウィリアムズ氏はそう推測する。

 その要因には、ヘンリー王子とメーガン妃が結婚して以来、その一挙手一投足が報道され、その結果、否定的な意見も集めてしまった現状がある。

 新居フロッグモア・コテージの改装費240万ポンド(約3億3600万円)は公人としての権利を行使して税金で賄われた一方で、メーガン妃がウィンブルドン観戦に訪れた際はプライベートを主張して写真撮影を断り、批判が起こった。また夫妻が公人として環境保全を支援しながら、プライベートジェットを多用して非難を浴びたことは記憶に新しい。

 しかしこうした批判は、ふたりが王室メンバーだからこそ集まるもの。ロイヤルを離れればチャリティ活動と私生活に区切りがつけられる。

 実際、確固とした世界的知名度があるふたりには今後どんな形でチャリティ活動に勤しんだとしても、抜群のPR効果が約束されている。

「今回のアフリカ訪問も世界中に報道され、大成功は間違いないでしょう」とフィッツウィリアムズ氏はきっぱり。その後は王室にとどまらなくともふたりの知名度は全く揺るがないと見ている。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)