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加藤綾菜さんに聞いた正月の過ごし方 雑煮は具だくさんな関東風 おせちは減塩で
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2011年に「ザ・ドリフターズ」の加藤茶さんと、45歳という年齢差をものともせず結婚。激しいバッシングを受けながらも献身的に加藤茶さんを支えてきた加藤綾菜さん。加藤家の日常を描いた夫婦日記「加トちゃんといっしょ」を出版するなど、目覚ましい活躍をみせています。「Hint-Pot」おなじみとなった綾菜さんの年末年始インタビュー。3回目の今回は、加藤家のお正月の過ごし方についてお聞きします。
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ハワイや沖縄…過去のお正月は旅先で迎えることが多かった
加トちゃんと一緒に過ごすお正月も、今年で12回目。コロナ禍前までは年末年始といえば海外旅行や沖縄旅行など、リゾートで過ごすことが定番でした。
結婚してすぐの頃は決まってハワイへ。私の家族を連れて加トちゃんの持つ別荘へ行っていたんです。深夜、プールでまったり泳ぎ、年が明けた瞬間に手をつないで輪になり、新年の目標を言い合うのが定番でした。
ある年のこと、弟が深夜にハワイのクラブへ行きたがったので、加トちゃんや両親も一緒に行きました。そうしたら父がクラブミュージックに合う踊り方を知らないからって、鼻に棒を刺して「安来節(ドジョウすくい)」を踊り始めたんですよ! 「ヘンナニホンジン!」って、思いっきり注目を集めていました(笑)。
加トちゃんが70代も後半になると、「ハワイは遠い」ということになりました。でも暖かいところに行きたいよねということで沖縄へ。本島、石垣島、竹富島などにお邪魔させていただき、自然を堪能したり、現地で仲良くなった方にお会いしたり。夫婦2人っきりで心行くまでまったりという感じのお正月ではないですが、そこでしかない出会いを楽しみ、新年の始まりを祝いました。
ここ2年ほどはコロナ禍のため、家で静かに年越しと新年をお祝いしています。おせちとお雑煮を用意して、三が日が過ぎるまでは夫婦でまったりと。
今年になってようやく行動制限が解けたので、そろそろ海外に行ってもいいかな? と思い、一応、加トちゃんに聞いてみたんですよ。そしたら……
「ロンドン? ロバがうつ病になるくらい日が短いから、やめた方が良いよ」「ニューカレドニア? 新婚ならまだしも、結婚して十数年経った夫婦が行ったって、会話がなくて困るだけだよ」なんて言われてしまって(笑)。
いろいろ理由をつけて、おうちで過ごしたいようです。実際のところ、年末年始の混雑の中で遠距離を移動すると疲労感が倍増するので、お正月はのんびり家でというのが幸せかもしれません。
日本にいると、年末年始に良い番組がたくさんあって、それだけでずっと楽しく過ごせます。除夜の鐘を聞いて、それから朝まで起きていて、朝になったらおせちを食べて、それからお雑煮を仕込んで、お昼になったらお雑煮とおせちを食べて。きっと今年も、そんな感じでゆっくり過ごすんじゃないかな。
それに今年のお正月は、私の両親が上京してくる予定なんです。いつも広島に帰るとたくさんもてなしてくれるので、今年はいろいろ計画して、私がしっかりおもてなしをする予定でいます。