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結露は中性洗剤と水で予防できる! 簡単裏ワザの効果を試してみた
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室内で暖かく過ごしたい冬、窓を見ると水滴がびっしり……中と外の温度差によって発生する結露は、この季節の大きなお悩みでしょう。そのまま放置していると、カーテンやゴムのパッキン部分にカビが生えてきたり、窓付近の木材を腐らせてしまったりすることがあります。とはいえ、発生する度に窓を拭くのはかなりの手間。そんな時のライフハックとして、中性洗剤を使った結露予防スプレーが有名です。今回はこの方法でどれほど効果が得られるのか、実際に検証してみました。
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結露対策に効く理由は界面活性剤
中性洗剤が結露対策になる理由は、含まれている界面活性剤が水の表面張力を弱くするからなのだそう。空気中の水分が冷やされて水になると、表面張力が働いて窓ガラスに付着し、結露になります。界面活性剤がこの表面張力の働きを弱めることで、結露にならないというわけです。
そこでこの時期によく注目されるのが、中性洗剤を使った結露予防スプレー。作り方は霧吹きボトルに中性洗剤と水を入れるだけととても簡単です。
【用意するもの】
・水 200ミリリットル
・中性洗剤 大さじ1(水との割合は10:1)
・霧吹きボトル
・雑巾
【検証条件】
効果を比較するため、窓の左半分にだけ結露対策を行います。
【手順】
1. 水と中性洗剤をまぜて洗剤液を作る
2. 霧吹きボトルに入れて窓の左半分とサッシ部分にまんべんなく吹きかける
3. 吹きかけた部分を雑巾で拭いて塗り広げる
雑巾などでしっかりと拭いて塗り広げましょう。最初は洗剤の泡が気になりますが、拭いている間に消えていきます。拭いた後に窓を触っても、洗剤特有のぬるぬる感はありませんでした。小さいお子さんやペットがいる場合は、噴射後の窓を触ったり舐めたりしないようにご注意ください。