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七草粥の「スズナ」としても知られるカブ 調理時は皮をむくべき? 栄養価に違いは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

古くから日本人に親しまれてきたカブ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
古くから日本人に親しまれてきたカブ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 1月7日に食べる七草粥では、春の七草「スズナ」として知られるカブ。淡泊な味わいが特徴で、煮物や漬け物などに使われることが多い食材です。そこで気になるのは、調理する際に皮はむいた方が良いのかといった基礎知識。皮付きのものとで栄養に違いはあるのでしょうか? カブについて、栄養士の和漢歩実さんにお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

七草粥の具材にも 日本で古くから栽培されてきた野菜

 カブの原産地はアフガニスタン周辺、またはそれに地中海沿岸を加えた地域と考えられているそうです。日本での栽培の歴史は古く、「日本書紀」にその記述が残っています。ヨーロッパを経由して伝わった西洋型、中国を経由して伝わった日本型があり、地域特産の在来品種も多いのが特徴です。

 地域色のある伝統的なカブとしては、直径7~14センチ程度の中カブ「天王寺カブ」、また京野菜の「聖護院カブ」が代表的。聖護院カブは直径15センチ以上もの大カブで、千枚漬けの原料として知られています。

 カブは、白いものだけではありません。赤カブを始め、ピンクや紫がかった色合いのものもあります。ちなみにラディッシュは、形がカブに似ているので赤カブと思われやすいのですが、地中海沿岸が原産とされる西洋品種の大根の一種です。

 主に流通しているカブは、直径5~8センチほどの小カブです。皮が白く、やや扁平な丸い形をしています。一般的にカブとは小カブのことをいいます。

カブは皮付きと皮なしで栄養価の違いはある?

ビタミンCやカリウムを含むカブ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ビタミンCやカリウムを含むカブ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 皮付きと皮なしのカブ(可食部各100グラム)の栄養価の違いを、日本食品標準成分表2020年版(八訂)で見てみましょう。

○エネルギー
皮付き:18キロカロリー
皮なし:19キロカロリー

○ビタミンC
皮付き:19ミリグラム
皮なし:18ミリグラム

○カリウム
皮付き:280ミリグラム
皮なし:250ミリグラム

○カルシウム
皮付き:24ミリグラム
皮なし:24ミリグラム

○鉄
皮付き:0.3ミリグラム
皮なし:0.2ミリグラム

○食物繊維
皮付き:1.5グラム
皮なし:1.4グラム

 以上より、皮付きの方が、わずかではありますが栄養価が高いといえるものの、ほとんど差はありません。

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