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たった1センチ! 断面も超リアルなミニチュアフードに驚愕 こだわりの制作工程とは
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「パンを作る工程」まで本物そっくりに再現
fraiseさんは既製品を一切使わない主義。パンと一緒に並んでいるジャム瓶やバター、そのアルミ包装紙、バターナイフに至るまですべてが手作りです。ミニチュアフードだけでなく、オーブンやカウンターも手作りし、ドールハウスのパン屋さん1号店と2号店を自宅で作り上げました。
「ジャム瓶もワインボトルも、一つずつ削って作っています。パンの袋や紙袋もパソコンでデザインして印刷し、一つずつ貼り合わせました。フランスパンを入れるカゴも手編みし、最近は鉄鍋も作ったんです。内装やパンなどの場所を置き換えて、ディスプレイを変えながら楽しんでいますね」
そんなfraiseさんがSNSに投稿する動画は、公開する度に大反響を呼んでいます。その真骨頂は、本物そっくりに再現された「パンを作る過程」。例えば、角食パンを作るリール動画では、型に入れられたパン生地が中で発酵し、大きく膨らんでいく様子を再現しています。最後にもう一度フタをして再び開けると、こんがり焼き上がった食パンがころりと出てくるという趣向です。
「本物のパンを作る過程を見て、私自身が『すごい!』と思った工程を動画にしようと思ったのが、この動画を作り始めたきっかけです。パン生地が本当に膨らむ様子を忠実に再現してみようと思いました。角食パン型やフタも手作りです」
フォロワーに楽しんでもらうため、ミニチュアの制作過程もインスタグラムのストーリーズに投稿しているfraiseさん。ミニチュアフード作品はもちろん、ドールハウスを持たない人でも楽しめるキュートなアクセサリーも制作販売しています。
また、毎年5月と11月には、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「デザインフェスタ」に出展。今年5月の出展はまだ確定していませんが、決まった際にはパンの断面などの作品を展示販売する予定だそうです。
(Hint-Pot編集部)