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ロマン漂うコインケース アタッシュケース型ミニチュアが大反響 「かっこいい」
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外国映画や昔の任侠映画などによく出てくる怪しい取引現場のシーン。「金は持ってきたんだろうな」というセリフに対し、札束でいっぱいになったアタッシュケースを開くシチュエーションにドキドキさせられた人もいるでしょう。自分とは無縁の世界だと分かっていても、一度でいいから大金が詰まったアタッシュケースを開けて支払いをしてみたい……そんな気持ちを体験できるようなアイテムが話題を集めています。制作した精密部品メーカー、株式会社キャステム(広島県福山市)の商品開発部署「アイアンファクトリー」に詳しいお話を伺いました。
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6種類の硬貨が5枚ずつ収納可能 合計金額がネーミングの由来
一見するとジュラルミン製のアタッシュケース。ロックを外すと「パチッ」と音を立てて開けることができます。しかし、そこに入っているのは500円、100円、50円、10円、5円、1円という6種類の硬貨です。
そう、実はこのアタッシュケース、本物ではなく精巧に作られたミニチュア。れっきとしたコインケースなのです。サイズは縦70ミリ、横100ミリ、高さ17ミリでポケットにも簡単に入る仕様になっています。
この「アタッシュケース型コインケース3330」を制作したのは、キャステム内の商品開発部署「アイアンファクトリー」。同社は4月、制作した髪の毛サイズの福山城の超ミニチュア模型をSNS上で公開し、大きな話題を呼びました。
今回のコインケースはクラウドファンディングサービス「Makuake」で目標金額を達成。6月10日から先行販売されており、同サイト内のランキングで2日連続1位を獲得するなど好評を集めています。
そして、販売決定に合わせてアイアンファクトリー公式ツイッターでも紹介。「レジでアタッシュケースを開けてお金を支払う。ロマンの塊すぎるだろ……」とのメッセージとともに実際の写真を公開すると、ユーザーからは「かっこいい」「スパイが世界のお金用意するやつ」「めちゃくちゃ男らしい」といった声が寄せられました。