冬の代表的なごちそうといえばカニ。とてもおいしいのですが、殻から身を取り出す作業に手間取ることもあります。作業に集中するあまり、気づけば会話もなく黙々と食べることに……。そこで今回は、カニの身をすぐに取り出せるという裏ワザを検証してみました。必要な道具はキッチンバサミ1本のみです。

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用意するものはキッチンバサミ1本のみ

　実は高タンパクで低カロリーのカニ。栄養も豊富で、ビタミンB群や亜鉛、鉄、アミノ酸などのビタミンやミネラルも豊富です。また、赤い成分のアスタキサンチンには抗酸化作用があり、動脈硬化や肥満予防、美肌、アンチエイジングの効果が期待できます。

　そんなカニを気軽に食べるには、“殻から身を取り出しにくい問題”を解決する必要があるでしょう。そこで今回の裏ワザを検証してみましょう。

【用意するもの】
・キッチンバサミ
・カニ（ボイルされたもの）

　まずは胴体から足を切り離した後、キッチンバサミを使って両端（胴体との付け根部分と関節部分）から約1センチの位置を切り落とします。

　両端を切り落とした後、太い方を下にして上下に振ります。カニを持つ手の手首に持っていない方の手を添え、トントンと軽く叩く方法です。数回でポンッと出てくるのですが……。

　なかなか出てこない！　20回以上振ると、ようやく身が少し顔を出し始めます。

　さらに10回以上振り続けると……やっとカニの身がポンッと出てきました！