どうぶつ
「前世アルマジロ疑惑」 元保護ねこの独特な甘え方 かわいすぎて約4万人が夢中
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保護預かり中に数々の病が判明 そのまま同居が決定
翡文くんがねこかますさんと出会ったのは2019年のこと。ねこボランティアの仲間から里親探しの相談を受けたことがきっかけでした。
「ボランティア仲間が行うTNR(地域ねこに不妊または去勢手術を受けさせ元の場所に戻すこと)活動中に『人懐っこい子ねこが捕獲機にかかったので里親を探せないか』と相談されて預かりました。その過程で猫エイズ陽性、内臓の不調(保護預かり時点で腎臓の数値が基準値以上)、停留睾丸、てんかんの発作持ちと分かって里子に出せず、我が家で療養しつつ暮らすことになりました」
実はオスであることもこの時に分かったそうですが、翡文くんは左耳がサクラ耳(TNR済みの目印として耳の先端を小さくカットした耳)。飼い主さんによると「保護した時点で入っていたため詳細は不明」だそうです。
甘えん坊の翡文くんは「王子様ねこ」
そうして現在も、飼い主さんのおうちで療養を続けている翡文くん。釿汰くんとは療養部屋の相棒同士ですが、だいたい翡文くんが生意気な態度を取っては釿汰くんにいなされるのが、2匹のお決まりなのだそう。また翡文くんは甘えん坊のため「王子様ねこ」の異名を持っています。
「ねこによって異なりますが、添い寝だったり膝上で甘えたり、ブラシをかけたりマッサージされたりというのがだいたいの甘え方です。膝上でこうやって丸まって甘えるのは翡文だけですね」
翡文くん以外の5匹も、さまざまな過程を経て同居に至りました。そんなねこたちの普段の様子は、YouTubeチャンネル「ねこかます nekokamasu」でも見ることができます。これからも、みんな仲良く元気で長生きしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)