スポーツ競技の1つ「eスポーツ」としても注目されるゲームの世界。まるで本物のようなキャラクターの動きに圧倒される人も多いでしょう。今回ご紹介するコーギーも、バーチャルのコーギーを本物と勘違い。クンクンと匂いを確認するなど、どうにも気になって仕方がない様子です。そうした姿にツイッター上では6000件超の“いいね”が集まり、外国からも注目する声が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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人にもいぬにも懐くコペルニクスくん

　ウェルシュ・コーギーの男の子で1歳半の「コペルニクス」くんは、人懐こい性格の持ち主。飼い主さんと初めて会った時も、ペロペロと舐めて愛情表現をしてくれたそうです。しかも、人だけではなく“いぬ懐こい”性格でもあります。

　それを裏付ける一枚の写真が撮影されたのは、飼い主さんがゲーム「FINAL FANTASY XIV」（FF14）をプレーしている時のこと。このゲームでは、プレーヤーのペット的存在として「ミニオン」というキャラクターを入手できます。今回画面に登場したのは、その一種であるいぬの「コーギー」。首に赤いスカーフを巻き、被毛の質感やコロッとした愛らしい体形などがリアルに再現されています。

　するとコペルニクスくんは「コーギー」に興味津々。どうやら本物の“お友達”と勘違いしてしまったようです。まずは鼻をクンクンさせて匂いを確認。そして“お友達”の動きに合わせて右へ左へと追いかけるのでした。

いつもゲームのキャラクターに夢中　その中でも「コーギー」は別格

　飼い主さんはすかさずその様子を撮影すると、ツイッターに投稿。「邂逅（かいこう）編」というメッセージを添えました。すると6000件もの“いいね”が。

　リプライ（返信）には「現実とバーチャルの狭間」「うおおおお」「かわいすぎて語彙力がもう」とあまりの愛らしさに言葉を失った人からの声や、「They’re twins!（彼らは双子です）」など海外からも反響が寄せられました。

　飼い主さんによると、コペルニクスくんは普段からゲーム内のキャラクターに興味を示していたそう。ところが、「コーギー」に対する今回の好奇心は別格だったようです。

「普段からゲーム内で動くもの（モンスターやキャラクターなど）に反応しますが、ここまで釘付けになったのは初めてだったので、思わず撮影しました。やっぱりコーギー同士、惹かれるものがあるんだなと（笑）。写真を撮影した後は、しばらくゲーム内の『コーギー』を追って左右に移動していました。その後は別のおもちゃで遊び始めましたが、またゲーム内の『コーギー』が動くと画面の前でキョロキョロしていました」

やっぱり飼い主さんと遊びたい！　時にはゲームを阻止することも

　飼い主さんがゲームをしていると、コペルニクスくんはよく一人遊びを楽しんでいるそうです。でも時には「僕にもかまって！」と飼い主さんに飛び乗り、ゲームを阻止することも。飼い主さんはそんな無邪気な愛犬との暮らしで、コーギーの魅力に気づかされたと語ります。

「コペルニクスをお迎えしてコーギーのかわいさを知り、ゲームにも登場する理由がとてもよく分かりました。広がれ、コーギーの輪！」

　ちなみにFF14には、何と数百種類のミニオンが用意されているそう。リアルミニオン状態のコペルニクスくんですが、今後はどんな“お友達”に出会うのでしょうか？　これからも飼い主さんと一緒にゲームを楽しんでくださいね。

○取材協力：tetsuya@鞄村のドワーフ（@tetsuya1007）さん

（Hint-Pot編集部）