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1月18日は“118番”の日 海上保安庁のユニークなコラボが話題に「頭に焼きついた」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

海を守る海上保安庁(写真はイメージ)【写真:写真AC】
海を守る海上保安庁(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 1月18日は「118番の日」。「118」番は、海での事件や事故の際に海上保安庁へつながる緊急通報用の電話番号です。2000年から運用が始まり、2011年には1月18日を「118番の日」に定めました。この記念日にちなみ、海上保安庁の公式ツイッター(@JCG_koho)が投稿した動画が話題になっています。

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海で事件や事故に遭ったら緊急通報用電話番号の「118番」へ

 警察の110番、消防の119番と同じように、海で事件事故が起こった際の緊急の電話番号は、海上保安庁の118番です。海上保安庁では、1月18日を「118番の日」と定め、正しい利用法などの周知活動を行っています。

 話題になっている動画は同日、海上保安庁が公式ツイッターに投稿。漫画家、イラストレーターとして活躍する動画クリエイターのからめる(@purinharumaki)氏と第四管区海上保安本部がコラボして作成した動画です。

 ウーパールーパーのキャラクターが釣りをしていると、獲物がかかって糸が張ります。「釣れた!」と思って必死に竿を引くと、サメの背びれらしきものが海面に浮かんできました。これに驚いたウーパールーパーは、思わず腰を抜かし釣り竿を手放してしまいます。そこへやってきたのが猫のキャラクター。浮き輪を身に着けて、釣り竿を取り返してくる! と言わんばかりに海へダイブ。しかし、あっという間にサメらしき巨大魚にパクリと食べられてしまいます。

 一瞬、静まり返ったところで「猫に海は守れないので、海の事件・事故は118番」と字幕入りのナレーションが流れます。さらに、からめる氏ならではのシュールすぎるオチが待っています。

 この動画がツイッターに投稿された8時間後には2万件近い“いいね”がつく大反響。リプライ(返信)にも「なんじゃこりゃwww」「ふ、不覚にも笑ってしまったw くそぉwww」「猫…お前、何のために……」「嫌いじゃないぞ!」「まさかの公式(海上保安庁)」「どうしてこれでGOサインが出るんですか?(褒め言葉)」との声が集まりました。

 また「とりあえず118番は覚えた気がする」「沖縄の人間だから元々118番は覚えているけど、シュールすぎてこれは強烈に記憶に残るw」「海上保安庁の懐の広さに感服」「海の事故は118番!(復唱)何か強烈に頭に焼きついた気がする!」と海上保安庁の最大の狙いである「海の事件・事故は118番」が多くの人に伝わったようです。

118番通報を「知らなかった」は半数以上

 海上保安庁によると、2022年12月にインターネットモニター制度を活用して行った調査(対象1070人のうち984人回答)では、「118番をご存知ですか」の設問に「知らなかった」と回答した割合が半数を超える52.1%に。

 さらに「118番の世間での認知度について」は「認知されていない」と回答した割合が73.6%で、「認知されている」と答えた割合の2.6%を圧倒的に上回る結果になりました。また2022年の通報実績によると、間違いやいたずら、無言電話などが全体の9割超に。適切な利用が望まれています。

 冬の時期に海に行く機会は少ないかもしれませんが、暖かくなる前に、海での事件・事故は118番へ通報することをしっかり覚えておきましょう。

(Hint-Pot編集部)